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徳島大空襲:冨永 美代子

最終更新日:2016年4月1日

 徳島市弓町 冨永 美代子

 私は昭和二十年七月四日徳島空襲の夜、当時十七才でした。西富田弓町に住んでいました。最初警戒警報解除のサイレンが鳴り、ヤレヤレと家でくつろいでいたら、急に佐古の方から空が真っ赤になり、B29がまいもどり「空襲だ」と思い、急いで外へ出ました。私は当時臨月の母と近所に住む伯父夫婦、従姉と二軒屋の方へ逃げました。
 広い道は、焼夷戦のシャアーという音と共に、下からメラメラ真っ赤に燃えているように見えました。逃げる人々は頭にふとんを乗せて、ない人はふとんを奪い合っていて、何とも言えませんでした。
 母は逃げる途中、焼夷弾を避けるため、何回も空いている家に飛び込み、ガラス戸にお腹をぶつけました。そのため翌日死産してしまいました。父母の嘆きは大変なものでした。
 帰ってみたら、家は跡形もなく全焼。赤ちゃん誕生をお祝いするため、中々手に入らない小豆を入れてあった一升びんはあめのように折れまがり、小豆は炭になっていました。
 鼻をつく異臭は、あたり一面を覆っていました。
 翌日、富田小学校へ炊き出しのおにぎりをもらいに行きました。とてもありがたかったです。やけどした人がいっぱい校舎にいました。手当をしてもらうのを待っている人、うめいている人・・・。
 もう二度と戦争はしてほしくないと思いました。

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