徳島市民病院 TOKUSHIMA MUNICIPAL HOSPITAL サイトマップ ホームに戻る 文字サイズ 文字を縮小 標準サイズ 文字を拡大

泌尿器科

医師紹介

職名 氏名
総括部長 横関 秀明
診療部長 村上 佳秀
医師 津田 恵

教育指定等

  • 日本泌尿器科学会専門医教育施設 (基幹教育施設)
  • 日本透析医学会教育関連施設

主な対象疾患

1. 尿路結石: 腎結石、尿管結石、膀胱結石
体外衝撃波による破砕術や内視鏡を使った砕石術を行っています。大半の場合で外来治療か、または1〜3日の短期入院での治療が可能です。
2. 尿路・性器悪性腫瘍:腎臓癌、腎盂・尿管癌、膀胱癌、前立腺癌、精巣癌など
2001年度のPSA(前立腺特異抗原)を用いた“徳島市前立腺がん検診”が開始されて以降、早期前立腺癌が著しく増加しています。手術療法を中心に放射線療法、抗がん剤化学療法など、患者様それぞれの状況に応じた最適の治療を提供いたします。
3. 尿路性器の感染症:腎孟腎炎、膀胱炎、尿道炎、精巣上体炎など
大半は外来通院で治療可能ですが、重症のケースでは入院で加療させていただきます。慢性的、再発傾向のあるケースでは原因疾患の治療も要します。
4. 腎不全:原因疾患として糖尿病、腎炎、高血圧などがあります。
 末期腎不全に対して血液浄化を行っています。CAPD(腹膜透析)については専門外来を開設しています。血液透析については、2010年から透析室を拡充し、20床となり、通院維持透析にも対応しております。
5.排尿障害:尿道狭窄、前立腺肥大症、過活動膀胱、神経因性膀胱、腹圧性尿失禁など
おしっこに関するトラブルはいろいろな原因で起こります尿が出にくい、尿が出るのに時間がかかる、残尿感がある、トイレが近い、トイレまで我慢できない、尿を漏らしてしまうなどの経験はありませんか。一人で悩まず、相談にいらして下さい。
6.外性器の異常:陰嚢・精索水腫、停溜精巣、包茎など
小児の手術の場合、2〜3日の短期間の入院で対応させていただいております。

当科の治療方針と特色

  • 1) 患者様、個々の病状に応じて十分なインフォームドコンセント(情報を提供し同意を得る)に基づき治療を進めます。
  • 2) Evidence-Based Medicine (「科学的根拠に基づく医療」)にもとづく新しい治療法を積極的に取り入れるように努力しております。
  • 3) 体に負担の少ない低侵襲の治療により、入院期間の短縮や患者様の早期社会復帰を目指します。
  • 4) 治療期間、治療後のQOLの向上を考えた医療の提供を目指します。
  • 5) 患者様に有益で多様な医療情報を提供し、他院へのセカンドオピニオン受診・紹介など診療情報提供に協力いたします。
尿路結石症
ご希望に応じて早期に、可能なかぎり外来または短期間入院(1〜3日)での治療をいたします。
浸潤性膀胱癌に対する膀胱保存治療
膀胱全摘術が必要な例でも、状況により経尿道的腫瘍切除術に抗がん剤の動脈注射(リザバー使用)、放射線療法を併用する集学的治療で膀胱を残しながら治療する方法を試みています。
外来化学療法
膀胱癌、前立腺癌に対して、可能な例においては、抗がん剤注射を外来通院で行っています。
体腔鏡下腎摘除術
体腔鏡手術とは体に3〜4箇所に細い筒(5〜12mm)を挿入し、その穴から体内に内視鏡や操作用の鉗子類を挿入し、モニターに映し出された術野(手術する部分)の映像を観察しながら、手術を行うものです。腎摘除術では、腎の血管を切断し周囲組織から腎臓をはがして完全に遊離させて、それを袋に入れて体外に取り出します。この際には皮膚の傷を数cm切り広げる必要がありますが、その下の筋肉は切らずに繊維の方向に分け広げて摘出しますので、従来の手術方法と比べて術後の痛みやしびれ感が少なく回復も非常に早い利点があります。当科では2003年から本手術を導入いたしました。

手術実績

2002年〜2009年に当科で施行した手術件数
  手術件数表
 拡大版は上のイラストをクリックしてください

検査・治療成績

2006年1月〜2010年7月に当科で施行した前立腺針生検(計354件)のPSA値 群別の癌検出率
表

2000年6月〜2010年5月の間の徳島市民病院で前立腺全摘除術を実施した131例の術後PSA非再発率は、術後3年で72.5%、術後5年で70.8%でした。PSA再発をきたした症例でも、放射線外照射やホルモン治療により治療され、現在までに前立腺がんに関連した死亡例は認めておりません。

治療成績グラフ