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徳島市民病院
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病理診断科

病理診断科は平成20年に政令で定められた新しい標榜診療科のひとつです。従来は中央検査科の病理部門でしたが、病理医は組織所見や細胞所見から、良性・悪性の判断と診断名を確定する役割があるため、法的には検査というよりは医行為(診療)であると判断されています。これに応じて、病理診断科として検査部門から独立した診療科に移行しました。

医師紹介

医師紹介
職名 氏名 認定資格 専門分野
総括部長 堀口 英久 日本病理学会専門医・学術評議員
日本臨床細胞学会専門医
死体解剖資格
病理学一般

診療体制

診療内容

病気と観察レベル

人間の体はおよそ60兆個の細胞から出来ています。細胞は独立して生きている最小の構造で、直径はおよそ6~25μm(1μmは1000分の1ミリ)です。病気を診る見方にいろいろな階層のレベルがあります。例えば、個体レベルは患者さま個人であり、階層が下がると臓器レベル、さらに、組織レベル、細胞レベル、分子レベル、遺伝子レベルがあります。逆に個体レベルより階層を上がると、公衆衛生学や疫学といった社会医学の領域になります。

病理診断科ではこれらの階層のうち、日常業務として臓器レベルから組織レベル・細胞レベルまでを肉眼と顕微鏡を用いて観察して診断しています。今どき肉眼と顕微鏡なんて旧式だなあと思われるかもしれませんが、最近のCTの空間分解能は0.5ミリ(500μm)、MRIは0.8ミリ程度に対し、肉眼の分解能は0.1ミリ、光学顕微鏡は0.0002ミリ(0.2μm)で、癌細胞1個の内部構造まで見えます。また、必要に応じて特殊染色や免疫組織化学といった方法を使い分子レベルまでの観察も行っています。実際は見たものを正確に認識する病理医の技量も重要で、絶えず研鑽を心がけています。

病理診断科の業務

細胞診断、病理組織診断、術中迅速診断、病理解剖、症例検討会などを担当しています。

身近な病理組織診断の例として、内視鏡検査で胃の病変部が数ミリ大採取されると(胃生検)、病理診断科に提出されます。病理診断科では、熟練した技師が厚さ4μm程度の組織標本を作成します。病理医はその標本を顕微鏡で観察し、癌細胞の有無や胃炎の程度などを評価して患者さまごとに報告書を作成し、臨床医に返します。臨床医はその報告をもとに治療方針を決定します。他の臓器の生検も同様です。手術で摘出された組織では、臓器毎に決められている癌取扱い規約に従って標本を作製し、癌がすべて取り切れているかどうか、悪性度や進行の程度、リンパ節転移の有無などを検鏡して報告書を作成し、臨床医に返しています。臨床医と病理医の診立てが異なる場合に、症例検討会などで討議することもあります。

細胞診断では患者さまから採取した尿や喀痰、子宮頚部擦過などから標本を作り、専門の資格を持った細胞検査士が顕微鏡でスクリーニングを行い、細胞診専門医が悪性細胞の有無を確認し判定しています。

病理医の数

病理専門医は全国で2,100人程しかおらず、人口100万人あたりの病理医は、米国67人、英国43人、ドイツ24人に対し、日本は14人と少ない状況にあります。日本医師会の実態調査でも、必要医師数倍率が病理医3.77倍(不足率73.5%)、産婦人科医2.91倍(65.6%)、救急科2.07倍(51.7%)と不足する医師の第1位にあげられています。このように、病理医が圧倒的に不足するなか、市民病院では常勤の病理医専門医、細胞診専門医が勤務しています。

以上のように、病理診断科では患者さまを直接に診察することはありませんが、診療各科と連携して治療方針の決定、治療効果や再発の判定、病態究明など病気全体に関わりを持った業務を行っており、正確な診断が出来るよう日頃から地道な努力を続けています。

関連情報

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〒770-0812 徳島県徳島市北常三島町2丁目34番地

電話:088-622-5121(代表)

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