令和7年度イベント報告（63）「バリアフリー映画上映会「長いお別れ」」

最終更新日：2025年12月10日

イベント内容

　令和7年11月1日（土曜）、シビックセンター4階さくらホールにてバリアフリー映画上映会「長いお別れ」を開催しました。
　
　バリアフリー映画とは、通常の映画に動作や状況を説明する音声ナレーションや日本語字幕をつけた映画のことです。目の見えづらいかたや耳の聞こえづらいかた、ご高齢のかたにも安心して映画を楽しむことができるよう作られています。
　

　今回上映した「長いお別れ」は、認知症になりゆっくり記憶を失っていく父との、お別れまでの7年間を描いた作品です。
　思いもよらない出来事と発見に満ちた日々を、笑って泣いて前に進んでいく家族たちの、新たな愛の物語です。
　
　参加者のかたからは「家族や親について考えさせられた作品でした」「良いお話でした。良い時間を過ごせました」「慌ただしい日常生活のなかで、立ち止まる貴重な時間となりました」「今まで映画を見たなかで一番よかった、涙が出ました！」といった感想をいただきました。
　また、バリアフリー映画について「映画もよかったし、誰もが見やすかった」「字幕、音声ガイド付きで至れり尽くせりでした」「初めてバリアフリー映画を見ました。少々違和感がありましたが、これが共生かと思いました」「利便性の良い場所で無料で鑑賞できてよかったです」「これからもバリアフリー映画で良い作品に出会えますように！」と大変ご好評をいただきました。
　　
　上映会をきっかけに、バリアフリーについて考える機会にしていただければ幸いです。
　

　当館はバリアフリー対応のDVDを多数所蔵しております。ぜひ一度ご覧ください。
　その他、徳島市立図書館では以下の取り組みをしています。