令和7年度イベント報告(59)「みんなで消防署探検」
最終更新日:2025年12月2日
イベント内容
令和7年8月24日(日曜)徳島市消防局東消防署にて「みんなで消防署探検」を開催しました。
資料を使って部署が分かれていることや、いつでも救助に行けるように24時間体制で勤務にあたっていることなどを説明してもらってから、消防署の探検スタートです!!
まず最初は通信指令センター。119番通報が掛かってくると電話で症状などを聞きながら即座に判断をしなくてはならないため、とても神経を使う部署です。火災は年々減っていて、年間で約80件ぐらい。それとは反対に、今年の阿波踊り期間中の12~15日だけで救急車の出動件数は89件あったと説明していただくと、みんな「えぇー!!!」と、驚いていました。出動した理由のほとんどが「熱中症」だったそうです。
次に予防課、警防課、総務課のお部屋を見せていただき、奥には局長室がありました。
そして、普段なかなか入ることができない屋上へ。そこには望楼があり、昔は火の見櫓とも呼ばれていました。交代で櫓に登り、町の様子などを監視していましたが、現代は全てカメラに切り替わっているそうです。
さらに、仮眠室、シャワー室、更衣室、食堂、事務室を探検しました。
仮眠室では、警報が鳴ればすぐに駈け付けられる様に制服のままベットに入ることや、体調管理のためにシャワーを浴びたり、洗濯をしたりして清潔に保つことが大事だということを教えていただきました。
最後は、三連はしごの訓練の見学に放水体験です!!
三連はしごの訓練では、無駄のない動きにこちらまで緊張感が伝わってきて、皆さん真剣なまなざしで訓練の様子を見守っていました。
放水体験では、防火服に着替えて水圧に負けないように補助してもらいながら放水します。
実際の現場では炎で体が熱くなるため、後ろから隊員を冷やす目的で放水することもあるそうです。
このように命を救うための日々の訓練があるからこそ、私たちの安全が守られていると改めて体験を通して知ることができました。
参加した子どもたちからは「消防士のことをいろいろ知れて嬉しかった」「放水が楽しかった」「消防士さん怪我なくいてください」という感想をいただきました。
徳島市消防局の皆さま、参加していただいた皆さま、ありがとうございました。
イベントの様子

警防隊、救急隊、救助隊、予防係、指令センター、消防局に部署が分かれていて、みんなが安全に暮らせるように24時間体制で勤務にあたっています!!

消防官にも階級があり、消防司監は8人、消防総監は日本に1人だけ!!制服についている階級章でも表されているよ。

なかなか入ることができない屋上へ。

食堂には大きなお鍋があり、年末年始などはカレーを作りみんなで食べるそうです。約150杯ぐらい作れるんだって!!

健康を維持することも大切な仕事。清潔に保つことも大事なお仕事なんだって!

出動しない時は事務作業をしているよ。

訓練はチームワークが大切!!

放水体験!!水の勢いに負けるな!!

消防車と一緒に記念写真!!みんな決まってる!!

みなさん、ご参加ありがとうございました!!
お問い合わせ
はこらいふ図書館(徳島市立図書館)
〒770-0834 徳島県徳島市元町1丁目24番地
電話番号:088-654-4421(代表)・088-602-8833(移動図書館)
ファクス:088-654-4423
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