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令和7年度イベント報告(74)「第19回 図書館資料片手に街角散歩」

最終更新日:2026年1月23日

徳島中央公園 ーお城と青石めぐりー

イベント内容

 令和7年11月15日(土曜)第19回「図書館資料片手に街角散歩 徳島中央公園 ―お城と青石めぐり―」を開催しました。鷲の門を起点に、下乗橋→子供平和記念塔→旧徳島城表御殿庭園→バラ園というコースを巡りました。当日は快晴、紅葉も美しくまさに散歩日和となりました。
 
 まずは鷲の門から、「鷲を飼う」という名目で建設の許可が幕府から下りたことが名前の由来になりました。現在の門は再建されたもので、創建時は少し東側に位置していたそうです。
 下乗橋を渡ると青石を積んで作られた石垣が見えます。よく観察すると石に「大」の字などが刻まれているとのことで、参加者の皆さまはじっくりと観察して、見つけてはお互いに教え合っていました。次に線路をまたぐ歩道橋の上から城を守る仕組みの「舌石」と呼ばれる支柱石を見ました。
 
 その後、現在は徳島城博物館が建つ千秋閣跡を見学しました。千秋閣は、のちの大正天皇の行啓に際し建てられたご宿泊所で、昭和天皇も皇太子時代にお泊まりになったそうです。
 公園の奥にある「子供平和記念塔」では、この塔に関する論文を執筆されたモートン・常慈氏から説明を受けました。徳島の子どもたちが協力を募る手紙を方々に送り、全国の小中学生やアメリカの子どもたちから贈られた石を積み上げて塔が作られました。子どもの声により作られた平和記念塔は、日本では東京と徳島にしか例がないそうです。
 
 次は旧徳島城表御殿庭園に入りました。枯山水と徳島の名石をふんだんに配置した庭園は厳かな雰囲気でした。初代藩主蜂須賀至鎮公の踏割の伝説がある橋や「心」の字を表現している池のある風景を眺めながら解説を聞きました。
 
 最後はバラ園の近くへ移動。徳島の青石が、パリ・ユネスコ本部の日本庭園を手がけた彫刻家のイサム・ノグチ氏に選ばれパリへ送られたという話を聞きました。青石は薄く割れやすいため、立てて設置できることがノグチ氏の関心を引き付けたことや、青石の一時置き場の資金を抑えるため、試作段階で徳島市民に公開したといった話を伺いました。
 
 皆さま、ガイドの方の説明に熱心に耳を傾け、積極的に質問や会話をされ、とても和やかな街角散歩となりました。「何度も訪れている場所だが、初めて知ることも多かった」「親切でわかりやすい解説だった」などの感想をいただきました。
 
 ご参加くださった皆さま、ご協力くださいました(一般社団法人)ツーリズム徳島のガイドの方々かたがた、本当にありがとうございました。

イベントの様子


美しい紅葉とお天気に恵まれたなか、イベントは行なわれました。


徳島の青石を使ってできた石垣、実物をよく見ると「大」の刻印があります。


博物館の看板の両サイドにある飾りは昔、千秋閣の前の石柱の一番上にあったものだそう。


徳島の子どもたちの希望により外国の石を集めて作られた子供平和記念塔。


初代藩主蜂須賀至鎮公の踏割の伝説がある自然石でできた橋を渡っています。


庭園の岩や池は、鶴亀などの動物や「心」の文字に見立てて配置されています。

お問い合わせ

はこらいふ図書館(徳島市立図書館)

〒770-0834 徳島県徳島市元町1丁目24番地

電話番号:088-654-4421(代表)・088-602-8833(移動図書館)

ファクス:088-654-4423

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