2025年12月23日 火災予防条例の一部改正に伴う林野火災注意報及び警報について
最終更新日:2025年12月23日
日時:令和7年12月23日(火曜日)午前10時30分から
場所:徳島市役所 8階 庁議室
会見項目
1. 火災予防条例の一部改正に伴う林野火災注意報及び警報について
記者会見資料
火災予防条例の一部改正に伴う林野火災注意報及び警報について(PDF形式:692KB)
会見の様子
注記:動画サイズ=約5.98GB、再生時間=1時間41秒
年末あいさつ
会見項目の説明に先立ちまして、本年を振り返り、私から少し述べさせていただきます。
まず、本年も引き続き、防災意識を高める1年となりました。
年明け1月の日向灘を震源とする地震に始まり、7月30日にはカムチャッカ半島東方沖で巨大地震が発生しました。
この巨大地震は、一定の間隔で巨大地震を繰り返す南海トラフ巨大地震と同様の海溝型地震です。
さらに、今月8日には青森県東方沖で震度6強の地震が発生しました。
このように各地で地震活動が活発化しております。
9月には、政府の地震調査委員会から南海トラフ巨大地震の今後30年以内の発生確率について見直しが行われましたが、地震の切迫性は依然として高く、
「いつ起きてもおかしくない」状況に変わりはございません。
「救える命を可能な限り救いたい」
本年は、この言葉を強く意識し、自主防災組織への助成制度の拡充をはじめとする地域防災力の強化に取り組みました。
また、災害対応機能の強化を目的として、危機管理センターの建設も進めております。
さらに、避難所となる屋内運動場の空調設備の整備も進めており、これは、夏の猛暑の長期化・過酷化に伴う熱中症対策の一環として、子どもたちの健康を守るために取り組んでいるものです。
今後も引き続き、市民の安全・安心を守るためより実効性のある対策を進めてまいりたいと考えております。
また、本年は、大阪・関西万博が開催されました。
「平和の象徴」であり、多くの国々が参加し、人類の進歩や将来展望を示すことを目的とした国際イベントである万博が、大盛況のうちに閉幕しました。
徳島県ブースでも来場者が当初の目標を大きく上回ったと発表がありました。
徳島市は、本場徳島の阿波おどりを披露したほか、広島県安芸高田市の神楽と共演し、異なるふたつの伝統芸能が融合した、これまでにないパフォーマンスも披露しました。
この共演は、日本の伝統芸能への新たな挑戦であるとともに、阿波おどりの新たな可能性が見いだされた、まさに歴史的な舞台となったことに、深い喜びを感じております。
徳島市における阿波おどりも、夏の暑さに負けず、盛り上がりました。
昨年を上回る110万人を超えるお客様にご来場いただき、収支決算見込みも3,400万円を超える黒字でありました。
改めて全国からお越しいただいた観客の皆さま、ご支援いただきましたスポンサーの皆さまに感謝申し上げます。
今後も、伝統を守りつつ、新しい挑戦を続け、「阿波おどり」の魅力を国内外に広く発信していくため、実行委員会をはじめ、関係者の皆さまと連携・協力しながら取り組んでまいります。
さて、まちの将来像、「おどる街 つながる笑顔 水都とくしま」の実現に向け、中心市街地の活性化にも取り組んでおります。
徳島市のシンボルである眉山の新たな魅力創造を目指し、眉山公園では、グリーンスローモビリティの試験運行や活性化に向けたイベントを開催するとともに、将来的なキャンプ場整備に向けた実証実験も実施しました。
また、まちの賑わいと、持続可能な社会の実現の双方を追求する取組として、ひょうたん島周遊船の電動化にも取り組みました。
環境に優しく、静粛性に優れた電動船で、新たなクルーズの楽しみ方を体感していただければと思います。
このような地域社会の発展に欠かせないのが、県と市の協調であると考えております。
徳島駅と阿波おどり会館をむすぶシンボルゾーンでは、県と市が連携して、まちなかの活性化と将来の道路空間の使い方を検討するため、新町橋通りウォーカブル社会実験を行いました。
市民、県民の待ち望む新ホールについても、早期整備を、県に対し要請したところです。
今後も、県と市が同じ方向を向いて、にぎわいと活力のある中心市街地の再生と発展、また、安心して豊かな生活を送ることができる社会の実現に向けて、ともに徳島の発展に取り組んでまいります。
さらに、県都にふさわしい魅力と活力にあふれ、子どもからお年寄りまで、誰もが自分らしく躍動し、誇りを持って住み続けることができる、笑顔の絶えないまちの実現に努めてまいります。
最後に、今年1年、市政記者の皆さまには、大変お世話になりました。
この場をお借りして、厚く感謝を申し上げますとともに、来年も引き続き、市政推進に格別のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
皆様に発信していただくことで多くの市民の皆様に伝わるということで、皆様を大変頼りにしていますのでどうぞよろしくお願いします。
会見項目説明
1. 火災予防条例の一部改正に伴う林野火災注意報及び警報について
令和7年2月26日に岩手県
内容といたしましては、国の基準のもと、罰則を伴わない「林野火災注意報」の創設や、その注意報が発された場合においての火の使用制限の努力義務、林野火災の発生の危険性を勘案して、当該火の使用の制限の努力対象となる区域を指定することができること、としております。
対象となる区域は、消防庁が例として示している「森林法第5条の規定により都道府県知事が作成する地域森林計画(徳島県森林計画)」を参考に指定しております。
また、消防法第22条の火災警報のうち、林野火災予防を目的としたものについて、林野火災警報との通称を用いることとしまして、警報を発した際には、火災予防条例第29条に定める火の使用の制限の対象となる区域を林野火災注意報と同様に指定し、違反した者に対しては、罰則もございます。
林野火災注意報等が発令された場合は、徳島市ホームページに掲載を行うほか、ケーブルテレビ、徳島市消防局の公式
それでは最後に、年末年始の火災予防について私よりコメントを申し上げます。
現在、徳島市では火災への警戒体制を強化するため、年末特別警戒を実施しています。
市民の皆様におかれましても、ご家庭では住宅用火災警報器の定期点検、電気コードの適切な管理などを心がけてください。
また冒頭でふれました、
本年も残すところあと8日となりました。市民の皆様には以上のことをご理解いただいて、引き続き火災予防に努めていただき、楽しい年末年始をお迎えくださるようお願いいたします。
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