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“歴史を彩る" 阿波の女たち (徳島市民双書・21)

最終更新日:2019年10月29日

編者: 阿波の女たち編集委員会
価格: ¥1,560 (税込み)
形式: B6版 307ページ
発行年月日: 昭和62年3月25日

目次

忌部首多夜須子 小少将 お不宇の方
敬台院 お虎の方 正徳院 萬の方
仁尾うめ お松 お秀 琴和夫人
前田三内の妻 お駒
画家 野口小蘋/守住周魚
海部ハナ 上田竹雄・上田タケヲ
おヨネ・コハル 鳥居きみ子
教育者 村崎サイ/佐香ハル/原ムメ/佐藤カツ
生田花世 岡田ヲチヨ 坂口あさ
紅露みつ 仁木イワノ・小川ミヤ子
三田華子 立木香都子 吉田テフ子
女性史

内容紹介: 「あとがき」より

 「元始、女性は太陽であった」
 平塚雷鳥の言葉をかりるまでもなく、元来女性は尊重さるべき立場にあった。早い話が、日本の最高神とされる天照大神が女性神だったということをもってみてもそれは明白な事実だった。
 古代においてはまだ母系制度が存続されており、女は一家の中心にあってその社会的存在を主張することができた。
 ところが、中世社会になって、中国の儒教の影響もあって、女性は男性に付随する主体性のない社会的地位に堕ちることになった。女性の名が史上から殆んど抹殺される結果になった所以である。
 そんなことから、女性の名が後世に残ることは極めて少なかった。よほどの事件の主人公でもない限り、女性は単なる「女」でしかなかった。
 本集は数少ない史上に残る女性の一生を集めてみた。これが阿波の史上に残る女人のすべてであるとは言わないまでも、少なくとも物語をもつ、阿波の歴史を彩った女性のすべてであるといっても過言ではない。
 ここには極く少数を除き、阿波の歴史に関わったような女傑はいない。市井の中にあって懸命に生きてきた女性ばかりである。愛に献身した女、芸術に生きた女性、世のために身命をなげうった女、教育家、政治家、医家等々、華やかさはないがその生きてきた人生はみな美しい。
 本稿の執筆にあたって編者が著者の方々に強く申し入れたことは、フィクションを排せ、ということだった。この本は多分一種の資料として残るだろうから読者をまどわせるような作意をしてはならないと思ってからである。物語を興味深くさせるために、文章にある種の工夫はこらしてあるものの、歪曲はないはずである。
 なお、掲載人物についてはすべて敬称を省略させていただいた。
 終わりに、お忙しい中をご執筆頂いた執筆者の方々をご紹介しておこう。

 湯浅 良幸 徳島史学会会長 史家

 藤丸 昭 県立図書館 史家

 中川 静子 徳島作家の会 作家

 西條 益美 徳島児童文学会会長 作家

 桂 享子 徳島作家の会 作家

 竹内 菊世 徳島作家の会 作家

 後藤田 みどり らくがき 作家

 福田 昭雄 鳴門文学会 作家

 岡田 みゆき 徳島作家の会 作家

 山住 国彦 四国文学会 作家

 (順不同)

 (編集委員代表 田中富雄)

お問い合わせ

はこらいふ図書館(徳島市立図書館)

〒770-0834 徳島県徳島市元町1丁目24番地

電話番号:088-654-4421(代表)・088-602-8833(移動図書館)

ファクス:088-654-4423

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