架空請求にご注意ください
最終更新日:2025年10月1日
「利用した覚えのない請求が届いたがどうしたらよいか」という架空請求に関する相談が多く寄せられています。請求手段は、電子メール、SMS、ハガキなど多様で、支払い方法も口座への振込だけではなく、電子マネー(プリペイドカ-ド)を購入させ、ID(カード番号)を教えるよう要求する手口が増えています。また、詐欺業者が消費者に支払番号を伝えてコンビニのレジでお金を支払わせる方法など、さまざまです。
最近の事例
〇総務省の名前をかたり、未納料金があるとの電話が固定電話にかかってきた。どうすればよいか。
〇スマートフォンに、契約していない電力会社から「未払いがある」というメールが届いた。無視してもよいか。
〇携帯電話に着信があり、「有料サイトの料金が未納」と言われた。個人情報を伝えてしまい、情報が悪用されないか心配だ。
〇収納代行業者を名乗る着信があり、「有料サイト利用料金が未納なので法的措置をとる」と連絡があった。+から始まる電話番号なので海外から発信されているようだが、覚えがない。
〇携帯電話に大手電話会社の関連会社を名乗る着信があり、未納料金が発生していると伝言が残っていた。覚えがなく不審なので無視してよいか。
*最近の事例は、相談者の申し出内容をもとにまとめたものです。
アドバイス
架空請求は無視するのが一番です。プリペイドカードのIDを教えることは、相手にお金を渡すことと同じです。一度でも支払ってしまうと、「延滞料」「調査料」などの名目で次々と請求がくることになります。安易に支払いに応じてはいけません。
また、知らない番号や非通知からの電話は「出ない」「話を聞かない」「かけ直さない」ようにしましょう。メールは削除し、URLや「確認」ボタンをクリックしないように注意しましょう。
不安なとき、架空請求かどうか分からない場合は、一人で悩まず、相手に連絡をしたり金銭などを支払う前に消費生活センターなどにご相談ください。
・徳島市消費生活センター
電話:088-625-2326(午前10時から午後5時まで 休館日は火曜日、祝日、年末年始) ・消費者ホットライン(外部サイト)
電話:局番なし「188」 (最寄りの消費生活センターにつながります)
詐欺、恐喝など、犯罪による被害などの相談は・警察総合相談センター(外部サイト)
電話:088-653-9110
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