令和7年度人権を考える市民のつどいを開催しました
最終更新日:2025年12月23日
徳島市では、「誰もが活躍できる場の提供」を目指し、「人権尊重・多文化共生社会の実現」に向けて、さまざまな事業を実施しています。その一環として、市民の皆さんに「人権」について考えるきっかけにしていただきたいという趣旨で、昭和53年度から毎年、人権をテーマにした講演会等を開催しています。

今年のテーマは「ひとりじゃない ~交通犯罪の被害者として伝えたいこと~」
今年で48回目の開催となる人権を考える市民のつどいでは、「ひとりじゃない ~交通犯罪の被害者として伝えたいこと~」と題し、2019年4月に発生した「池袋暴走事故(31歳女性と3歳の女児が亡くなった高齢運転者による自動車暴走事故)」の被害者ご遺族である松永拓也さんをお招きし、ご講演いただきました。
講演を終えて
講演を通じて、交通事故の悲惨さ、被害者にも加害者にもならない社会を目指すことの大切さ、被害者に寄り添う支援の重要性、そして、何よりも、「命の尊さ」を改めて感じていただけたかと思います。
また、近年、深刻な人権問題となっているSNSやインターネット等による人権侵害に関し、松永さんご自身が遭われた誹謗中傷による二次被害について、貴重なお話をしていただきました。
講演後には、「この講演会に参加して、ニュースの中に様々な人権問題が存在しているということを知りました。交通事故の加害者にも被害者にもならないように行動していきたいと思いました。」、「みんな尊い命、誰かの大切な人。この思いが全ての人権問題を考える時に大事なことではないかと思いました。」などのご意見をいただきました。
今回の講演を、職場やご家庭で人権問題について話し合うきっかけにしていただけますと幸いです。
この情報はお役に立ちましたか?
お寄せいただいた評価はサイト運営の参考といたします。










