令和7年度人権を考える市民のつどいの開催について
最終更新日:2025年10月1日
徳島市では、「誰もが活躍できる場の提供」を目指し、「人権尊重・多文化共生社会の実現」に向けて、さまざまな事業を実施しています。その一環として、市民の皆さんに「人権」について考えるきっかけにしていただきたいという趣旨で、昭和53年度から毎年、人権をテーマにした講演会等を開催しており、今年で48回目の開催となります。
今年のテーマは「ひとりじゃない ~交通犯罪の被害者として伝えたいこと~」
講師:松永 拓也さん((一社)関東交通犯罪遺族会(あいの会) 副代表理事)
2019年4月に発生した「池袋暴走事故(31歳女性と3歳の女児が亡くなった高齢運転者による自動車暴走事故)」の被害者ご遺族である松永拓也さんをお招きして、ご講演いただきます。
松永拓也さんは、池袋暴走事故で愛するふたりを亡くされ、事故後は生きる意味を見失われましたが、「愛しているからこそ、ふたりの命を無駄にしない。」という想いを抱き、自分が活動することで、「もし1件でも事故が防げたなら。もし1人でも命が守れたなら。少しでも社会が改善されるなら、ふたりの命を無駄にしなかったと言えるのではないか。」その想いを胸に、交通事故撲滅、犯罪被害者支援の拡充、インターネットやSNS等での誹謗中傷問題などについて講演等の活動をされています。
SNSの言葉は、直接の暴力ではありません。しかし、人の心を深く傷つけ、時に命をも脅かす力を持っています。この講演を通じて、インターネット上の人権侵害や差別、命の大切さについて考えるきっかけにしてください。
日時
令和7年11月25日(火曜日) 13:30~15:00(開場12:30)
会場
あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)
入場料及び申込
入場無料 事前申込不要
その他
(1) 当日は、手話通訳、要約筆記、ループ席、託児設備を用意しております。
託児設備をご利用の方は、11月17日(月曜日)午後5時までにお申し込みください。
(2) 本講演会のための駐車場はありませんので、公共交通機関又は周辺の駐車場をご利用ください。
(3) 当日、発熱等、体調のすぐれない方は参加をご遠慮ください。
(一社)関東交通犯罪遺族会(あいの会)とは
それまで各々活動していた関東の交通犯罪遺族が縁あって集まり、2012年夏、結成いたしました。
それぞれの家族が奪われることになった交通犯罪の苦しみと悲しみを語り合い、遺族として行うべきことを協議する定例会を毎月開催しております。
そして、これ以上悲惨な犠牲者が出ることのないように願って、他の交通犯罪遺族への支援、交通犯罪撲滅のための講演、マスメディアを通じた発信、各方面への要望活動などを行っております。
この情報はお役に立ちましたか?
お寄せいただいた評価はサイト運営の参考といたします。
