COPD(慢性閉塞性肺疾患)をご存じですか
最終更新日:2020年6月18日
COPD(慢性閉塞性肺疾患)ってどんな病気?
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、主に長期の喫煙によっておこる肺の炎症性疾患であり、かつて「肺気腫」「慢性気管支炎」と称されていた疾患が含まれています。
日本では、年間に約16,000人以上の方がCOPDで亡くなり、500万人以上のCOPD患者さんがいると推定されています。
COPDの主要原因は、長期にわたる喫煙習慣であり、我が国のたばこ消費量は近年減少傾向にありますが、過去のたばこ消費による影響と急速な高齢化によって、今後さらに死亡率、有病率の増加が続くと予想されています。
COPDの症状は?
こんな症状があれば、COPDかも・・・?
- 階段の上り下りで息切れがする
- かぜでもないのにせきやたんが続く
- 年齢の割に疲れやすい
COPDの症状はありふれていることから、見過ごしてしまいがちです。
COPDの特徴としては、からだを動かしたときに「息切れ」が起こったり、せきやたんが比較的初期から見られ、いつまでもしつこく続くことです。
タバコを吸っている人の場合、せきやたんが出ることがよくあるので、「タバコを吸っているせいだろう」と思って放置してしまい、見つかったときには、COPDがかなり進行していたという人が少なくありません。
重症化しないためにも、早期発見、早期治療が重要です!
COPDは治療可能な疾患です。治療することにより、病気の進行を遅らせ、息切れなどの自覚症状を軽くし、運動能力を高めます。 治療により、同年代の健康な人と同じような生活を送ることができます。
気になる症状がある場合には、医師に相談しましょう。
禁煙がCOPDの最大の予防法です!
とにかく喫煙されている方は、「たばこ」をやめ、家族にも受動喫煙させないことが大原則です。
徳島市では、「専門医による健康相談・禁煙相談」を実施しています。お気軽にご相談ください。
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保健センター 健康づくり担当
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