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2021年1月1日号新春対談(橋本聖子大臣)

最終更新日:2021年1月1日

新春対談 橋本聖子大臣と語る「誰もが輝く明るい未来を目指して」

 2021年、新しい年を迎えました。今号こんごうでは、新春特別企画として、橋本聖子大臣と内藤市長の対談の模様をご紹介します。女性の活躍推進や多様性を認め合う社会、半年後に迫った東京オリンピック・パラリンピック競技大会などをテーマに、それぞれの思いを語っていただきました。

橋本聖子大臣と内藤市長の写真
写真撮影用にマスクを外しています。

橋本聖子大臣プロフィル
東京オリンピック・パラリンピック担当大臣、内閣府特命担当大臣(男女共同参画)、女性活躍担当大臣
1964年北海道生まれ。1992年冬季オリンピックアルベールビル大会銅メダル獲得(スピードスケート)。


(市長)明けましておめでとうございます。今日は、よろしくお願いします。
(大臣)こちらこそ、お願いします。

病気を乗り越えて活躍する2人

(市長)市長選挙の時から注目をしていただいていたというお話をお聞きしました。
(大臣)最年少の女性市長として立候補されているかたが、難病を抱えているということを報道で知り、びっくりすると同時に、すごいと思いました。病気を乗り越えて、一生懸命、地域社会に貢献してきたことを基礎として、市長に立候補する心構えといったところに非常に共感を覚えました。
 実は、私自身も難病ではないんですけれど、胸の筋肉に障害を持っています。また、腎臓病を患って入院した経験もあります。私なりにそういったことを受け止めて、何とか乗り越えてアスリートとしてオリンピアンにもなれましたので、とにかく内藤市長にも頑張っていただきたいという、そういう思いで選挙戦を見させていただいていました。
(市長)ありがとうございます。
(大臣)内藤市長の当選は、女性が活躍する場を広げていく一つひとつの大きなチャンスにつながったと思います。これから知事や市長、議員といった政治に関わる女性のつながりができていくことも期待しています。これからの課題や展望だとか、それぞれの地域の事情も含めていろいろな話をすることによって、共通する問題もあれば、解決策にもつながっていくことができると思うので、そういう交流ができたらすばらしいと思っています。
(市長)首長くびちょうのつながりとしては、小池東京都知事をはじめとする「女性首長じょせいくびちょうによるびじょんネットワーク」が女性の活躍を後押しするための意見・情報交換を行っていて、私も参画しています。つながりが広がって、首長くびちょうさんも議員さんも一緒になってやるというのは、私もすごく共感しますし、ぜひ参画させていただきたいと思います。

女性がもっと活躍できる環境を

橋本聖子大臣と内藤市長のグータッチの写真

(市長)日本は、ジェンダー・ギャップ指数(注記1)が政治・経済の分野で低く、153カ国中121位という順位が出ています。今回の菅内閣すがないかくの閣僚も女性は2名でした。女性活躍担当大臣としてどのようにお考えですか。
(大臣)全体的な女性の割合を一つ一つ高めていくということが必要だと考えています。日本の取り組みは進んできているとは思いますが、国会や地方の女性議員を増やしていくよう、各政党にもお願いしています。
 昨年、女性活躍推進法が改正されましたが、本当の意味で動き出し、数に表れてくるのはこれからなのかなと思っています。しっかりと周知をし、取り組んでいきたいと考えています。
(市長)私が市長になってから、若いお母さんたちが、市議会やまちづくりにすごく興味を持ってくれるようになりました。「もしかしたら私もまちづくりに関わっていけるかもしれない」と思っていただけるようになってきたのではと感じています。子育てをしながらだと大変だという話もあるのですが、女性が活躍できる環境づくりにも取り組んでいきたいと思っています。
(大臣)「私もできる」「私もやりたい」と身近に感じてもらえるような環境をつくっていくということが、非常に重要ですよね。
 私事で恐縮ですが、私が妊娠した20年前は、議会を欠席する理由として「出産」が公的に認められていませんでした。それがきっかけで議論となって、参議院規則を改正していただいて、出産の時に休みをいただくことができました。
(市長)それが地方議会にも広がったのですよね。
(大臣)始めてのケースだったので、非常に肩身の狭い思いもしました。
でもそのすぐ後に、長野県松本市の議会が、全国で初めて議会子ども控室を設け、子育て中のかたが傍聴できるようになりました。私の出産がきっかけとなって、若いお母さんたちが動き、改革されたんです。
(市長)それはすごいですね。国会での一つひとつの出来事をきっかけにして、市まで変わったっていう事例ということですね。
(大臣)前例がないことでも一つ一つ突破口を切り開いていくと、みんながやりやすくなるように変わると思います。

多様性を認め合う社会へ

(市長)私は、難病や障害を抱えていらっしゃる方ともつながりがあるので、多様性の推進にも取り組んでいます。先日も、LGBTQ(注記2)の人たちが進めているレインボー国勢調査プロジェクトに賛同の申し入れをさせていただきました。性別や年齢、障害の有無などにかかわらず、みんなが社会の一員として一緒になって仕事や生活をできる社会にしたいと思っています。
大臣は胸の筋肉に障害があるということですが、多様性やダイバーシティー(注記3)についてどのように思われますか。
(大臣)私はオリンピックにも出ているので、健康だと思われていますが、深呼吸ができない病気なので、トレーニングなしでは普通の生活ができません。
 以前、脊髄損傷のアスリートと入院生活をしたことがありました。その人たちが、障害を持ちながらもスポーツを続けることで、リハビリのような形で自分の力で生活をしていこうとする姿に、私自身の考えが変わりました。障害のある人たちが、自分が障害者だと思ってないんです。普通なんですよね。
(市長)それが当たり前ですよね。
(大臣)当然、社会的弱者への公助こうじょ・共助は必要ですが、その前に、やはり同じ立場で、同じ考え方で一緒に生きていくということが、まさにこれから求められていくものだろうと私は思っています。ダイバーシティを推進していくことこそが、人にも地域にも優しいまちづくりにつながっていくと私は確信しています。内藤市長にも、ぜひ、そういった取り組みをしていただきたいと思います。
(市長)みんながそれが普通と思えるような社会、みんなが優しくできる社会の実現というのは私もすごく共感しますし、そういった気持ちで市政を推進していこうと思います。

先進技術がもたらす可能性

(市長)2020年は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、Society 5.0(注記4)やSDGs(注記5)の推進が注目されました。テレワークの実施やオンラインでの会議も浸透してきましたので、ワーケーション(注記6)も含めて、さらに推進していきたいと考えています。
(大臣)コロナ下でテレワークを含む在宅時間が増え、ストレスや生活不安もあって、DVや性暴力、子どもに対しての虐待などが増加したという報告もありました。内閣府の「コロナ下の女性への影響と課題に関する研究会」では、こうした問題をどのように解決していったら良いか議論しています。他方で、テレワークの推進は男性の家事や育児への参画を促すチャンスでもあったという好事例の報告もあり、こうした良い点を伸ばしつつ、顕在化した問題をしっかりと解決していかなければならないと思っています。
 それともう一つ、春先から夏までは、何としてもこの感染症の拡大を抑えるために、省庁も含め、テレワークが進みましたが、最近ちょっと停滞しています。逆戻りしつつあるような状況にもなっているので、やはりもう1回見直していく必要があると思います。
(市長)地方から国への要望活動などは、オンラインを活用することもあれば、実際に出向くこともあります。バランスを見極めながら取り組みを進めていきたいと思います。
 ほかにも、最近ではeスポーツ(注記7)が注目を集めていて、徳島県も積極的に取り組みを進めています。
(大臣)eスポーツについては、ぜひ活用も含めて推奨していただきたいと思っています。オリンピックやパラリンピック、アジア大会での採用についても議論されており、障害者やアスリートに非常にいい効果が表れているという話も聞きます。医科学的効果については、しっかりと検証をすることが必要ですが、インクルーシブ社会(注記8)を築いていくためには、非常に有効だと思っています。
(市長)ぜひ、eスポーツも県市協調けんしきょうちょうで進めていきたいと思っています。

東京大会に向けて

(市長)東京オリンピック・パラリンピック競技大会の公式エンブレムに、藍色の組市松紋が採用されていますが、徳島は藍染めで栄えたまちなのでご縁を感じています。コロナの影響で2020年は延期となりましたので、今年こそはというお話をぜひお聞かせください。
(大臣)いよいよ半年後に迫りました。昨年から、「東京オリンピック・パラリンピック競技大会における新型コロナウイルス感染症対策調整会議」でも議論してきましたが、選手団や観客の皆さんを安心・安全に受け入れる体制を整えていく最終段階を迎えています。
 東京大会を単なるスポーツの最高峰のイベントだと捉えるのではなく、世界がコロナに打ち勝った証となる大会にするよう政府一丸となって、成功に向けて取り組んでいます。今こそ、withコロナあるいはアフターコロナを見据えて、日本の持つすべての科学技術、医療体制、そして地方の力などを含め、この東京大会を世界に発信するチャンスだと思っています。
 2021年以降の日本の姿と、今後、感染症というものがやってきても、日本のみならず世界がしっかりと向き合いながら、持続可能な社会を作り上げていくことができることを確信できる大会にしたいと思っています。
(市長)徳島市では、オリンピックとパラリンピックの間となる8月12日から8月15日の4日間、阿波おどりが開催されます。このオリンピックの成功が、阿波おどりにつながると思っていますので、地方から東京大会の成功をしっかり下支えできるように、ご協力したいと考えています。
(大臣)オリンピックの盛り上がりを受けて、阿波おどりでパラリンピックにつなげてもらう。それには万全な感染症対策をしないといけません。ぜひ一緒に取り組んでいきましょう。
(市長)はい、ぜひ。
(大臣)その際には、ホストタウンに手を挙げていただけたらうれしいです。大会参加国のアスリートと地域住民の皆さんがスポーツ、文化などの交流を通して、お互いの理解を深めることにもつながりますのでよろしくお願いします。
(市長)ホストタウンの意義については理解しています。徳島市も国や県と一緒になって、頑張っていきますのでよろしくお願いします。今日はありがとうございました。

用語説明

(注記1)世界経済フォーラムが、各国の男女間の格差を経済、教育、健康、政治の分野に分類・数値化しランク付けしたもの。
(注記2)レズビアン(女性同性愛者)、ゲイ(男性同性愛者)、バイセクシュアル(両性愛者)、トランスジェンダー(性自認と体の性別が一致しない人)、クエスチョニング(どれに当てはまるか分からない、あえて決めない人)の頭文字で、性的マイノリティ(性的少数者)を表す言葉。
(注記3)多様性を認め合う社会。
(注記4)IoTあいおーてぃー(さまざまなものがインターネットとつながること)やAI(人工知能)などの革新的な技術を活用することで、新しい価値やサービスが次々と創出され、人々に豊かさをもたらす社会。
(注記5)持続可能な開発目標。貧困や 環境、人権問題など、社会のさまざまな課題の解決を目指し、2030年までに達成すべき世界共通の17の目標。
(注記6)新型コロナウイルス感染症による「新しい日常」として位置付けられる、働きながら休暇をとる過ごし方。
(注記7)エレクトロニック スポーツの略称で、コンピューターゲームで対戦をして勝敗を競うもの。
(注記8)多様性を尊重し、誰一人取り残されない社会。

対談はリモートで、写真撮影は別途行いました。

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