五種混合予防接種について

ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ・ヒブの5つの病気を予防するための混合予防接種です。

• ジフテリアは、高熱、のどの痛み、犬吠様のせきなどの症状が出る感染症です。菌の出す毒素によって心筋障害や神経麻痺を起こすことがあります。
• 百日せきは、かぜの様な症状からはじまり、せきがひどくなり、連続的にせき込むようになります。肺炎や脳症などの重い合併症を起こすことがあります。
• 破傷風は、土の中にいる菌が傷口から体内に入り感染します。菌が体の中で増えると、菌の出す毒素のために、筋肉のけいれんを起こします。
• ポリオは、「小児まひ」ともよばれ、感染しても、ほとんどの場合は症状がでませんが、症状が出る場合は、ウイルスが脳・脊髄へ広まり、手足に麻痺を起こすことがあります。
• ヒブ（インフルエンザ菌b型）は、中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎などの表在性感染症の他、髄膜炎、敗血症、肺炎などの重篤な深部（全身）感染症を起こす、乳幼児にとって問題となる病原細菌です。

生後2カ月から生後90カ月に至るまで（生後2カ月から生後90カ月になる前日まで）の間にある人

初回接種：接種開始は生後2カ月から7カ月に至るまで
追加接種：初回接種終了後6月から18月まで
(標準的な接種期間とは、病気を予防するために予防接種を受けるのに適した時期です。）

回数　初回接種：3回　
　　　追加接種：1回　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
間隔　初回接種：20日以上、標準的には20日から56日までの間隔をおいて3回行います。
　　　追加接種：初回接種終了後6カ月以上、標準的には6月から18月までの間隔をおいて1回行います。

無料（ただし接種対象年齢で、接種日に徳島市に住民登録のある人）

委託医療機関で接種できます。
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