「R5リノベーションスクール＠とくしま 事前講演会vol.1」開催報告

第2回リノベーションスクールの事前講演会で、全国各地でプレイスメイキングの実践に取り組む園田聡さんにご登壇いただきました。
プレイスメイキングは、言い換えると「まちにお気に入りの居場所をつくる方法」。
自分がまちで何ができたら楽しいだろうと、想像することから始まります。
講演では、園田さんの実践事例をもとにプレイスメイキングのメソッドをわかりやすくお話いただきました。

• いきなり大きなものを「つくる」のではなく、「つかう」と「つくる」の両輪で実験的にやってみよう。

• 「ここで美味しいコーヒーが飲めたら気持ちよさそう！」きっかけはささやかなしあわせでいい。

• そこに暮らす人々は、消費者ではなく豊かさを共に創る共創者。

• 大事なのは人！関わるモチベーションによっていろんなレイヤーの人がいることを見極める。

• パブリックな場では、自由と責任を明確にしたうえで、「自由」にフォーカスする工夫を。

44人（会場は22人、アーカイブ視聴は22人）

• 園田さんのお話もとても分かりやすく、街を見る視点が変わりました。徳島の街をより良くしようと動いて下さっている方々の声が聞けてとてもよかったです。

• 私は街をつくる＝機能的な建築、デザイン、の前提が大きかったのですが、その前に人と人の繋がりが大事であること、コミュニケーションを取りながら輪を広げ深めて行くこと、その一つ一つの積み重ねでいい街ができて行くこと。この視点を持ってこれから街や、人を見つめられることがうれしいです。

• まちの未来をどうやって作っていくのか何となくイメージできた。自分にも何かできるのかもしれないと思った。

• 実験を繰り返し、多方面から様々な意見を取り入れることで新しいゴールを導き出せることを今回の講演で知ることができた。

• 当然事業として、イベントや策を講じた結果、人が来てくれて町が賑やかになることは良いことだと考えていましたが、そうではないと気付きました。一過性のものではなく、継続することが重要だと講演のなかで学ぶことができました。