令和2年度徳島市景観まちづくりセミナー「景観模型づくりワークショップ」

　徳島市では、市民のみなさんと景観やまちづくりに関する意識の共有を図り、協働して良好な景観形成を推進するため、毎年「景観まちづくりセミナー」を開催しています。

　令和2年度は、子どものころから「景観まちづくり」に興味を持ってもらうことを目的に、内町小学校3年生のみなさん、徳島県建築士会のみなさんと一緒に「景観模型づくりワークショップ」を開催しました。
　ワークショップでは、徳島県建築士会のみなさんに「まちづくり先生」として、模型づくり・景観まちづくりについて教えてもらいました。

令和2年10月28日（水曜）
　午前の部　午前10時40分から午後0時20分まで
　午後の部　午後1時45分から午後3時25分まで

内町小学校3年生のみなさん

内町小学校　体育館

　まず最初に、木の家（模型の素体）から好きな形のものを選んでもらい、色塗りやデコレーションをして、自由に建物をつくってもらいました。
　できあがった建物を、ひょうたん島（内町地区）をイメージした大きなまちなみ模型に並べて、すてきな「まち」を3年生全員で完成させました。
　まちをつくる中で、まちづくり先生と一緒に「家の近くには木があると良いな」「駅の近くにはお店やホテルがあるとにぎやかなまちになるよね」「どんな見た目の建物がきれいかな」と考えながら、楽しく「景観まちづくり」を体験してもらいました。

　開催日当日は、広い体育館で班ごとに距離を空けるなどの対策を取りながら、楽しい雰囲気の中で開催することができました。
　完成したまちは、賑やかで楽しい雰囲気の建物が建ち並び、活気のある訪れてみたい・住んでみたいまちになっていて、「景観まちづくり」は大成功でした。
　3年生のみなさんからは、「とても楽しかった」「家やまちをつくるのが楽しくなってきた」「また、まちづくりをやってみたい」など、嬉しい感想をたくさん聞かせてもらいました。
　今後も、市民のみなさんに「景観まちづくり」を身近に感じてもらえるよう、セミナーの開催などに取り組んでいきたいと思います。
　景観模型づくりワークショップに参加してくれた内町小学校3年生のみなさん、ご協力いただきました先生方、本当にありがとうございました。