平成26年度当初予算の概要
最終更新日:2016年4月1日
平成26年度当初予算での主な取組み
1.地域医療機関との連携強化
地域のかかりつけ医との連携を重視し、急性期の医療が必要な患者の紹介を積極的に受け入れるとともに、症状が安定し急性期を脱した患者については、地域の医療機関への逆紹介を行います。
また、地域の医療機関からの紹介患者と救急患者による入院を中心とした急性期医療機能に重点をおき、地域の医療機関との機能分担・連携を積極的に図りながら、患者の早期回復を目指します。
2.特徴ある医療の推進
地域がん診療連携拠点病院として、がん患者及びその家族の生活の質の向上に配慮したがん医療の実施や、がん治療等に対する相談を行うとともに、専門的な知識を有する医師、看護師及び薬剤師等の職員から構成される緩和ケアチームを設置し、がん患者の疼痛緩和及び精神面でのケアを行います。
また、地域周産期母子医療センターとして、出産前の母親と胎児、出産直後の新生児の治療を一貫して行うなど、産科・小児科をはじめとする医療連携により、必要な医療を提供し、地域における周産期医療の中核的役割を果たしていきます。
3.「新たな目標設定」項目の着実な取組
近年の診療報酬改定や、徳島県東部圏域における医療環境の変化などを踏まえ、当院が地域医療の中で果たすべき役割を再認識するとともに、継続的な経営改善への取り組みと、確かな病院改革の実現を目指すため、新たな目標設定を行いました。この目標設定の各項目について着実に取り組んでいきます。
徳島市民病院運営目標(平成25年度から平成28年度)(PDF形式:507KB)
用語説明
【収益的収入及び支出】
医療サービスの提供など、1年間の経営活動によって生じる収益と、それに対応する費用
【医業収益】
入院収益、外来収益などの収益
【医業外収益】
徳島市一般会計からの繰入金、国県補助金、長期前受金戻入などの収益
【医業費用】
給与費、材料費、経費、減価償却費などの費用
【医業外費用】
利息の支払などの費用
【特別損失】
退職給付費、貸倒損失などの費用
【資本的収入及び支出】
病院の建設や医療機器の購入に要する支出や借入金の元金返済に要する支出と、その財源となる借入金や徳島市一般会計からの繰入金などの収入
【企業債】
医療機器などを購入するための借入金
【負担金】
徳島市一般会計からの繰入金
【建設改良費】
医療機器などの購入に要する経費
【企業債償還金】
借入金の元金返済に要する経費
【他会計借入金償還金】
徳島市一般会計からの借入金の元金返済に要する経費
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