令和2年度徳島市景観まちづくりセミナー「小学生景観まち歩きワークショップ」

　徳島市では、市民のみなさんと景観やまちづくりに関する意識の共有を図り、協働して良好な景観形成を推進するため、毎年「景観まちづくりセミナー」を開催しています。　

　令和2年度は、普段見なれた景色の中に景観資源がたくさんあることに気付いてもらい、まちを大切にするきっかけづくりを目的として、新町小学校5年生、6年生のみなさんと一緒に「小学生景観まち歩きワークショップ」を行いました。

令和2年12月8日（火曜）
午前9時00から午前11時30分

新町小学校5年生、6年生のみなさん

　新町小学校周辺には、旧高原ビルや新町川水際公園など、「とくしま市民遺産」や「徳島市街づくりデザイン賞」に選ばれた建物や風景がたくさんあります。
　自分たちの住んでいるまちには、徳島を代表する「景観」がたくさんあることを再発見してもらうため、新町小学校周辺にある景観ポイントを、解説を交えながら約2時間かけて巡りました。

　開催当日は、天候にも恵まれ、無事に開催することができました。
　新町小学校5年生、6年生のみなさんは、とても熱心に解説を聞いて、初めて知ったことなどをメモに取りながら、まち歩きを楽しんでくれました。
　ただ解説を聞くだけではなく、気になったことをどんどん質問してくれたり、「あれは、さっき見た青石と同じものかな？」「ここの街灯も阿波踊りの提灯の形になってるんだ！」と自分たちでじっくり観察しながら、景観ポイントを一つ一つ見てくれていました。
　まち歩きの最後には、今日の振り返りとして、「今日、知ったことを家族に話したい」「戦争で残った建物を大事に残していきたい」と素晴らしい感想をたくさん発表してもらいました。
　自分たちの住んでいるまちの良さを再発見して、まちを大切にしていこうと思ってもらえたことが、何より嬉しかったです。
　「小学生景観まち歩きワークショップ」に参加してくれた新町小学校5年生、6年生のみなさん、ご協力いただきました先生方、本当にありがとうございました。