令和6年度イベント報告(87)「消防士さんのお仕事体験」
最終更新日:2025年4月17日
イベント内容
令和6年11月30日(土曜)徳島市消防局にて「消防士さんのお仕事体験」を開催しました。
最初に、警防隊、救急隊、救助隊、予防係、指令センター、消防局に部署が分かれていて、制服が違うことや、みんなが安全に暮らせるために24時間体制で勤務にあたっていることなどを説明していただきました。消防車両は実際に近くまでいき、種類や特徴など、普段では見ることが出来ない車内まで見学しました。ポンプ車は種類によって詰める水の量が違うことや、あらゆる災害現場に適応できるように救助工作車にはたくさんの道具が載っていること。日本一高い54mのはしご車は、ホースを繋ぐことで消火活動もできることなど、1つ1つ丁寧に説明してくださいました。
救助訓練では三連はしごの見学をしました。現場に到着すると「はしごを支える人」「はしごを登って壁に固定し救助者を助け出す人」「消火活動をする人」など、無駄のない動きで救助活動が進められていきました。「隊員は現場に向かう車内で話し合い、到着したら直ぐに動ける様にしているんですよ」と、説明していただくと、子どもたちも保護者の方も頷きながら真剣なまなざしで見守っていました。その後、子どもたちは防護服に着替えて放水体験、はしご車のバケットに乗り記念撮影をしました。
庁舎に戻り、仮眠室や指令センターなどを見学しました。119番が掛かってくると「どこから連絡がきたのか、どこに向かうのか、緊急車両の状態」が、分かる様に大きなモニターに映し出されるようになっていました。待機、移動中、出動している車両は全て色分けされていて、一目で確認できる工夫などがされていました。また、指令センターは一番最初の窓口になるため、神経を使う部署なんだともおっしゃっていました。
最後は、図書館の本を使って消防車両について各自1冊本を使って調べてもらい、ワークシートにまとめました。「本の説明文をそのまま書き写すのではなく、自分の言葉に変えてまとめましょう」と説明を受けると、文字だけではなく絵を描くなどの工夫をして、みんな楽しそうにまとめていました。その後、体験や本で知ったことを各自発表してもらいました。
参加した子どもたちからは「実際に、訓練の見学や体験ができたから、とても楽しかった」「まだ、知らなかったことがあった。楽しかった」「また、この体験があったら来たい」という感想をいただきました。
徳島市消防局の皆さま、参加していただいた皆さま、ありがとうございました。
イベントの様子
24時間体制でみんなの生活を守っています! 部署によって制服が違うよ。
ポンプ車はたくさんのホースを積んでいるので遠くから水をもってくる事ができるよ!!
救助工作車の中には、照明器具・カッターなど沢山の道具が積まれているよ。スプレッターを使ってドアを破壊したり、マイティーバックは膨らんで物を持ち上げたりできるんだ!
はしご車のはしごは54m!!徳島市役所の屋上にも届くよ!! はしご車もホースを繋いで消火活動をすることができるんだって!!
救急車の中には、ベッドや酸素ボンベなどがあり、応急処置ができるようになっていたよ。
徳島市では年間14000件の出動があり、1日にすると約35件以上!!9台の救急車で対応に当たっているんだって。見学の最中にも何度も出動していたよ。
着装は1分以内が基本。 この日消防士さんが着替えたタイムは45秒!!!!
三連はしごの訓練 要救助者の所へ8.7m伸びるはしごを使い救助に向かうよ!! ホースを降ろす時は、吊り下げ方式で水の落ちる重さを使いながら降ろすよ。
はしご車のバケットに乗って記念撮影★
最後に図書館の本を使って 調べたことをまとめよう!!
お問い合わせ
はこらいふ図書館(徳島市立図書館)
〒770-0834 徳島県徳島市元町1丁目24番地
電話番号:088-654-4421(代表)・088-602-8833(移動図書館)
ファクス:088-654-4423
この情報はお役に立ちましたか?
お寄せいただいた評価はサイト運営の参考といたします。
