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第107回徳島市都市計画審議会会議録概要

最終更新日:2021年4月1日

徳島市都市計画審議会公開細則第11条の規定に基づき、会議録を公表します。

会議録概要

会議名


第107回徳島市都市計画審議会


開催日時


平成24年10月26日(金曜)午前10時から午前11時58分


開催場所


徳島市役所南館4階 第二委員会室


議題


第226号 徳島東部都市計画第一種市街地再開発事業新町西地区第一種市街地再開発事業の決定
     について(徳島市決定)

第227号 徳島東部都市計画高度利用地区の変更について(徳島市決定)

第228号 徳島東部都市計画公園の変更について(徳島市決定)


会議の公開区分


■公開  □一部公開  □非公開


(非公開理由)


出席委員


近藤(宏)会長、近藤(光)副会長、田中委員、多田委員、井川委員、広瀬委員、岸本委員、塀本委員、齋藤委員、小林委員(代理:渡辺氏)、今井委員(代理:古山氏)、島田委員


傍聴者


9人(欠席1人、希望者45人)


事務局


都市整備部まちづくり推進総室都市政策課 電話:088-621-5265

会議概要及び会議結果

議事前の申入れ


(塀本委員)

 多くの意見書が提出されるなど市民の関心が高いことから、傍聴人数(定員10人)を増やしてほしい。

 それができないなら、事前の抽選で傍聴の枠から外れた人が来庁しているので、別室でのテレビ視聴を実施してほしい。また、傍聴人が欠席した空席に希望者を入れたらどうか。


(広瀬委員)

 希望者でも抽選に漏れ、来庁していない人もいる。来庁している人だけを優先するのはどうか。

 それらは、細則で決める必要があるが、次回審議会で審議すべきで、今回は会長の考えで決めたらよいのではないか。


(近藤会長)

 現在の公開や傍聴人数等についての規則は、以前の審議会で十分に審議して決定している。今は変更について審議する時間はないので、次回に審議する。

 なお、欠席による空席については、欠席者の自己責任であるので、空席のまま、審議を進める。


議第226号・議第227号・議第228号の議題について審議を行った。

事務局から配付資料に基づき説明。


塀本委員から「再開発事業に係る県との事前協議文書」の要求があり、事務局が委員に配付し、内容を説明。

(塀本委員)

 県との事前協議で問題となっている鉄道高架事業(県が定める都市計画)に関する県からの提案に対し、市の回答を示さなければこの審議会で審議しても県との最終協議がまとまらないのでないか。


(鈴江幹事)

 県から、先日、新町西地区再開発事業の協議と切り離し、別途協議をするので、回答は不要との申出があった。


(田中委員)

 地盤沈下の進む中心市街地において、郊外型店舗と対比し文化・芸術ゾーンという形でホールを整備することは、徳島の顔としての機能を果たせることから、計画案に賛成である。


(多田委員)

 人口減少のもと農産物の県外への販路拡大に努めているが、農産物の消費拡大につながる県都徳島市の前向きな施策には農家の立場で賛成する。


(古山委員代理)

 交通処理に関しては、検討結果の内容について異議はない。


(島田委員)

 まちづくりの観点から次の理由により、賛成する。

市は財政の健全化が進んでいる。地域が長年検討してきた計画を前向きに支援すべき。老朽化した文化センターの建て替えが必要である。災害時の避難場所に活用できる。中心市街地への資源集中による相乗効果が期待できる。


(齋藤委員)

 計画案に賛成である。

 徳島駅前から阿波おどり会館までのシンボルロードをまちづくりの中心として、その方向性を決め、同一性、統一性をも
って開発・計画を進めることが必要である。

 また、未来を担う子どもたちに上質の文化・芸術を提供できる可能性のあるホール建設については、非常に期待している。


(岸本委員)

 築50年が経過した文化センターの代替施設として、長年の歳月をかけて議論され、本案は川の駅構想も加わり、新たな人
の流れと都市空間が生まれ、文化発信拠点として魅力ある計画になっていくだろうと期待を寄せている。

 しかし、一方で財政面、立地面、経済効果等においても、市民の十分な理解が進んでおらず、様々な反対意見があること
も事実である。

 こうしたことから、徳島市の将来にわたる財政面での安定性、立地面でのメリット、今後議論される商業施設の入居などの管理運営面についても、しっかりと情報公開、情報発信を行い、計画に対する市民の理解に努めていくよう、要望しておく。


(広瀬委員)

 他地区では不調に終わったが、ホールを核として中心市街地の空洞化に歯止めをかけようと取り組んでいる西新町の人々の計画を支援するような結論をだすべきである。


(井川委員)

 中四国のホールのほとんどを見ているが、どのまちにも駅前などの中心市街地に音楽ホール等の施設がある。文化センターも城山近くの良い場所であるが、手狭である。

 「米百俵の精神」で、明日ある子どもたちのために、優れた、誇りのもてる西新町のホールで音楽・芸術を学ばせることが、将来の徳島市の大きな財産となる。

 ぜひ事業を推進してもらいたい。


(塀本委員)

 反対する地権者がいると聞いている。文化施設を建設する再開発事業で強制執行をすることがあってはならない。

 よって、全ての地権者の賛同が得られるまで、準備組合と市が積極的に努力するという附帯意見をつけるべきである。


(近藤会長)

 全員の同意を前提に事業を進めるという条件をつけることは考えていない。


(井川委員)

 附帯意見のようなものをつけるべきではない。


(近藤副会長)

 中心市街地活性化の観点からは、施設完成がゴールではない。今後の利活用に関してソフト施策の考え方を聴きたい。


(事務局)

 今後、専門家・市民を委員とした管理運営の市民会議の意見を聴き、利用した市民から高く評価されるホールの運営を行いたい。

 

 再開発事業により老朽化したビルを建て替えること自体が防災対策となる。

 川の駅構想は、観光面も含めて集客の資源になるとともに、徳島駅前、新町西地区再開発、とくしまマルシェ、LEDアー
トによる光などを合わせた新しいまちづくりが始まっていくものと考えている。

 さらに、周辺への波及効果が期待できるなど、この事業はシンボルゾーン全体の再開発の起点になると考えている。


(近藤会長)

 組合施行であるので、組合員による今後の徳島の中心市街地活性化への努力を期待する。

 また、前回平成20年の審議会では、県知事との協議が不安視された経緯から、附帯決議をつけたが、今回は県との事前協議も終わるなど、前回とは状況が違うため、附帯決議はつけない。


(塀本委員)

 附帯決議をつけないならば、この議題には反対である。音楽・芸術ホールを核とした再開発事業は、ホールの稼働率を考慮すると中心市街地の活性化にはつながらない。

 文化施設は、静かな良い環境のもとにつくるのが大切である。

 川の駅構想についても、ホールとの関連に疑問がある。

 この事業は成功しないと思うので、今後市民の意見をよく聴いた上で、反対の立場を貫いていきたい。


(近藤会長)

 中心市街地から人が流出していく中で、この計画を立てたことを高く評価する。この事業の有効活用など、中心市街地がにぎわうような施策に取り組んでほしい。

 

(結果)

 議第226号、議第227号、議第228号 議長を除く出席委員11人中、賛成は10人。反対は1人。

 賛成多数により原案のとおり決定。

 




お問い合わせ

都市計画課

〒770-8571 徳島県徳島市幸町2丁目5番地(本館10階)

電話番号:088-621-5249・5269・5493

ファクス:088-624-0164

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