2026年10月14日 徳島城博物館特別展の開催について ほか

更新日:2026年10月20日

日時:令和8年10月14日(水曜日)午前10時30分から
場所:徳島市役所 8階 庁議室

会見項目

1.徳島城博物館 特別展の開催について
2.姉妹都市サギノー市訪問について

記者会見資料

会見の様子

注記:動画サイズ=約4.31 GB、再生時間=42分24秒

会見項目説明

徳島城博物館特別展の開催について

 この展覧会は、徳島城博物館が開館してから記念すべき200回目の展覧会にあたり、今年生誕(せいたん)500年を迎える徳島藩主蜂須賀家の「家祖(かそ)」蜂須賀正勝(はちすかまさかつ)を主役とし、その実像にせまるものです。
 蜂須賀正勝(はちすかまさかつ)については、豊臣秀吉(とよとみひでよし)の古参家臣(こさんかしん)として、歴史小説やドラマなどでもしばしば登場する、一般にもよく知られた人物です。
 しかし、彼の人物像やどんな活躍をしたかについては、あまり知られているとはいえません。その理由としては、江戸時代に入って作り上げられた「野盗(やとう)」という負のイメージに覆い隠されている部分が大きいと思われます。
 この展覧会では、蜂須賀正勝(はちすかまさかつ)という人物の実際の活動を物語る資料をできる限り取り揃え、後世の虚像から解き放たれた「史実(しじつ)に基づく正勝(まさかつ)像」を描きだすことをコンセプトとしています。
 展覧会の会期は、11月23日・月曜日までとなっています。
 入館料は、一般の方が500円、高校・大学生が300円、中学生以下の方は無料でご観覧いただけます。
 それでは、ここでいくつか目玉となる資料をご紹介します。
 特別展の冒頭で紹介する予定の資料が、県指定文化財「蜂須賀正勝(はちすかまさかつ)画像」です。
 こちらの肖像画は天正(てんしょう)14年(1586年)の正勝(まさかつ)死去から間もなく、息子である家政(いえまさ)の依頼により描かれたもので、蜂須賀家の伝来品です。
 後世の浮世絵などで描かれる荒々しいイメージとはかけ離れた、温和で理知的な雰囲気が伝わってきます。
 また、ここで正勝(まさかつ)が身に着けた衣服に描かれる桐の家紋は、室町幕府最後の将軍である足利義昭(あしかがよしあき)から与えられたものとされています。
 織田信長(おだのぶなが)の事績を伝える文献に、「信長記(しんちょうき)」という書物があります。実際に信長に仕えていた太田牛一(おおたぎゅういち)という武将が記したもので、当時の出来事を知る上で極めて重要な情報源となっています。
 そしてその中には蜂須賀正勝(はちすかまさかつ)・家政父子(いえまさおやこ)も登場してきます。
 今回の展覧会では、太田牛一(おおたぎゅういち)自身が筆をとり、岡山藩池田家に伝来した重要文化財の「信長記(しんちょうき)」全15冊から、正勝(まさかつ)・家政(いえまさ)の活躍が記された巻など5冊を出品しています。
 蜂須賀正勝(はちすかまさかつ)を語る上で、豊臣秀吉の存在を欠かすことはできません。
 現在のところ、二人の関係をうかがうことができる、もっとも古い資料が、この秀吉(ひでよし)の「段銭請取状(たんせんうけとりじょう)」です。正勝(まさかつ)が織田家の領内から税金を徴収し、秀吉(ひでよし)に納めたという領収書のようなものです。
 この文書が記された永禄(えいろく)11年(1568年)5月は、まだ信長(のぶなが)が本格的に畿内(きない)へと進出する以前になります。正勝(まさかつ)が早くから秀吉(ひでよし)の部下となり、その活動を支えていたことを、この資料は物語っているといえるでしょう。
 なお、この資料が徳島県内で公開されるのは、これが初めての機会となります。
 特別展では、正勝(まさかつ)とその時代について、理解を深めていただくために記念講演会と展示解説を行います。
 記念講演会は2回おこなわれ、第1回は天理大学の天野忠幸(あまのただゆき)教授をお招きし、「羽柴秀長(はしばひでなが)と蜂須賀正勝(はちすかまさかつ)」と題して11月3日・火曜日に、第2回は京都大学の三宅正浩(みやけまさひろ)准教授をお招きし、「蜂須賀正勝(はちすかまさかつ)・家政(いえまさ)―史料から見える実像―」と題して11月15日・日曜日に開催されます。
 また、展示解説は10月24日・土曜日と11月14日・土曜日に、担当学芸員が行います。
 この特別展を通して、蜂須賀正勝(はちすかまさかつ)という人物について興味を持ち、理解を深めるきっかけとしていただければ幸いです。

「姉妹都市サギノー市訪問」について

 10月22日から10月27日まで、徳島市の姉妹都市であるアメリカ合衆国ミシガン州サギノー市に、私を含め徳島市から5名と市民訪問団15名の計20名で訪問いたします。
 サギノー市とは、1961年12月に姉妹都市提携をいたしましてから、今年で65周年を迎えます。
 これまで、サギノー市とは、教育・文化を中心とした市民間交流を行いながら、5周年ごとに記念事業の一環として相互に訪問し、友好を深めてまいりました。
 今回の訪問は姉妹都市提携65周年事業の一環であり、徳島市長がサギノー市を訪問するのは、15年ぶりのこととなります。
 今回の訪問では、15年ぶりの両市長による会談を踏まえ、初めて共同宣言を行うほか、記念植樹や両市の友好のシンボルである茶室「阿波鷺能庵(あわさぎのうあん)」において、茶道(ちゃどう)「裏千家淡交会(うらせんけたんこうかい)」の皆様による茶室建築40周年 記念茶会を開催する予定としております。
 このたびの訪問で、これまで両市の交流を支えてこられた皆様に感謝をお伝えするとともに、長い歴史の中で培われた両市の繋がりの深さを再認識し、両市にとってより実りの多い交流へと発展させる機会にできればと考えております。

質疑応答

1.会見項目

(幹事社・四国放送)
 幹事社の四国放送の方から質問させていただきます。最初の一項目目の方なんですが、特別展の蜂須賀正勝(はちすかまさかつ)のことで、先日弊社の方でも放送させていただいたんですが、織田信長から蜂須賀正勝(はちすかまさかつ)に贈られた刀も展示されているというところで、かなり貴重な資料になるのかなというふうに思ってますが、そこら辺の展示のものに関しては市長としてのどのように受け止められていますでしょうか。
(市長)
 今、正勝(まさかつ)がブームって言ったらおかしいですけどね、かなり注目を集めてます。そんな中で、正勝(まさかつ)の本当の姿を知っていただきたいという思いで、当時のいろんなですね、証拠と言ったらおかしいですけど、そういう証になるものが集められてます。私も正勝(まさかつ)のイメージっていうと山賊というね、そんなイメージがあったんですが実際、この間私も見せていただきまして、ずいぶんイメージとは違うなというのを実感しましたので、皆様にも本当の正勝(まさかつ)を知っていただきたい。そういう点で、かなりすごいものを集めていただいてるんではないかというふうに思ってます。
(幹事社・四国放送)
 ありがとうございます。改めてにはなるんですけど、もう既に始まってる展覧会になると思うんですけど、改めて市民、県民の皆様にどういったふうに楽しんでもらいたいか、いただいてもいいですか。
(市長)
 正勝(まさかつ)って今本当にね、ブームになっています。生誕500年という機会ですから、ぜひ皆さんに徳島城博物館に足を運んでいただいて、正勝(まさかつ)についてしっかり知っていただきたいというふうに思います。たくさんの報道陣の方も取材に来ていただいておりますので、本当にありがたく思っています。
 市民の皆様にできるだけ知らせていただければというふうに思ってますんで、ご協力どうぞよろしくお願いいたします。
(幹事社・四国放送)
 ありがとうございます。
 もう一つの姉妹都市のサギノー市訪問についてなんですけども、サギノー市訪問というのは市長として遠藤市長になられて、1期目も合わせてになると訪問では初めてになられますか、それとも過去されたことありますか。
(市長)
 市長として訪問するのが15年ぶりということなんですが、まず最初に私が市長になったときにですね、計画がありまして、ギリギリまで訪問することになってたんですが、どうしても議会との関係で断念しまして国際交流協会の森住さんに団長を変わっていただいた、急遽変わっていただいたという、そういうこともありました。
 市長として訪問するのは15年ぶり、当然私も初めてということになります。
(幹事社・四国放送)
 訪問が来週からというところになりますけども、今のお気持ちとしてはいかがですか。
(市長)
 そうですね。この交流でずっと努力していただいた方がサギノー市にもいらっしゃいますので、そういう方にもしっかりお礼を言いたいなと。これからもしっかりと両市の交流を深めるような意味がある訪問にしたいなというふうに思っています。
(幹事社・四国放送)
 わかりました。ありがとうございます。幹事社からは以上になりますが、各社さん発表項目について質問ございますでしょうか。
(徳島新聞社)
 徳島新聞です。お願いします。サギノー市の訪問についてなんですが、これすごくいい話だと思っているんですけれども23日に共同宣言したり、24日に記念茶会をしたりというのがあるんですが、例えばその日、サギノー市の方に行ってらっしゃるんですけれども、例えばこの日宣言が終わった後にマスコミ向けに宣言しましたよというプレスリリースを流したり、何か取材ができるような体制って組まれているのかなと思いまして。当日に取材できたらなと思って。
(市長)
 現地でという。
(徳島新聞社)
 現地はちょっと難しいので。例えばリモートで取材に応じるとかそんなことができるのかなと。
(市長)
 今のところ全く予定はしておりませんが、情報としてはですね、記者の皆様にはお伝えできるようにはなってるんでしょうか。なってますよね。
(市担当者)
 総務課の方から。共同宣言締結の内容とか、状況などは速やかにお知らせできるようにこちらもちょっと調整していきたいと考えております。
(市長)
 記者の皆さんにわかるように、こういうことを行いましたということが、投げ込みといいましょうかね、記者クラブの方にわかるようにということをやりますので。それでは、はい。
(徳島新聞社)
 ぜひお願いします。共同宣言の写真とかがほしいのと、あと市長のコメントとかいただけて、総務課通じて取材とかができればありがたいので、ちょっとご検討お願いします。
(市長)
 行きましょうよ。なかなか難しいですけどね。できるだけ対応できるように、あの写真なども送れますよね。対応したいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
(幹事社・四国放送)
 他発表項目については、各社さん大丈夫でしょうか。
(NHK)
 NHKです。サギノー市のことについて念のためご確認でお聞きしたいんですけど、あの市長が訪問するのは15年ぶりということで、おそらく5年前は内藤前市長の時期に行かなかったという判断をしたっていうことなのかなと思うんですけど、あの市長ご存知の範囲で大丈夫なんですけど、前回行かなかった経緯っていうのはやはりそのコロナ禍とかそういったことを加味してのことなんですか。
(市長)
 内藤市長のときはコロナ禍で行けなかったということですね。私が最初に市長になったときも訪問する予定だったんですが10年前ですよね。ちょっとギリギリで都合がつかなくなって、団長を代わっていただいたということはありました。
(NHK)
 ありがとうございます。
(読売新聞社)
 読売新聞です。サギノー市の訪問についてお伺いしたいんですけれども。共同宣言が初めてというふうにおっしゃったかと思うんですけども、この主な内容相互訪問の実施の継続とグローバル人材の育成というのをもう少し具体的にお伺いできますでしょうか。
(市長)
 両市文化の相互理解の促進といいましょうかね。それから文化、経済観光における実務的な協力の促進とかですね、今おっしゃった相互訪問の継続を実施しますというそういう確認も当然行いますし。市高の生徒が訪れたりしておりますので、教育青少年交流による次世代グローバル人材の育成とか、そういうことが含まれた共同宣言の内容になるということです。
(読売新聞社)
 これまで取り組んできたことを今後も継続していこうという内容になるということになりますかね。新しい取り組みを行うみたいなところは盛り込む予定は。
(市長)
 具体的にこんなことをやるという新しい取り組みが入るということはないと思います。

2.その他項目

(幹事社・四国放送)
 その他各社さん大丈夫でしょうか。発表項目以外のことで質問に移らせていただきます。まず幹事社の四国放送の方から何点か質問させていただきます。
 最初になんですけども先月の議会の中で市長に対する問責決議案が提出されて、可決されたというところがあると思うんですけども、改めてそこに関して市長としての受け止めをお伺いしてもよろしいでしょうか。
(市長)
 1ヶ月たってから聞きますか。問責決議についてはですね、当然、当然という言葉が当てはまらないかもしれませんが、私としては納得できるものではありませんでした。公職選挙法違反の可能性があるということですが、私はもう既に正しい日にちということで訂正もしておりますし、提出した人がですね、井上議員が判断は司法になりますということを議会でおっしゃってましたよね。
 司法の判断になりますと、その判断が出る前にですね、問責決議というのがですね、ちょっと私も納得はできない部分ではあります。
 もう一つ理由になってました徳島市の施設の利用料の値上げの部分につきましても、やはりですね、公平性とか考えてやらなければいけないと思って提案をさせていただきました。
 もう三十何年も全然値上げができていないというそういう施設もありましたのでその件が問責の理由になっているというのもちょっと理解ができないというところではあります。
(幹事社・四国放送)
 わかりました。ありがとうございます。諸々思うところはあると思うんですけども、閉会後の会見の中で、料金改定に関しては今後、どうしていくかっていうところを考えたいとお話ありましたけども、今率直な考えとして、今後の料金改定のことだったりとかっていうのは、思い描いてることっていうのはありますでしょうか。
(市長)
 料金は当然上げなければいけないというふうに思っています。当然、市が運営費というのを当然出してるわけですけども、これって当然税金ですから、全ての皆さんの税金で負担しているということですよね。
 これだけいろんなものを運営費も値上がりをしている中で利用している方にもう少し払っていただきたいということで値上げを提案させていただいているわけですから。
 これはそうすべきだ、そうしなければいけないという思いすらありますので、議会の皆さんにご理解いただけるように今後も努力をしていきたいと思っています。
(幹事社・四国放送)
 ありがとうございます。今のお話でいうと例えば次の議会だったりとか、今年度中、はたまた来年度とかって具体的な提出だったりとかタイミングっていうのはまだ考え中ってことでよろしいですか。
(市長)
 そうですね。タイミングは非常に難しいかなと思っています。公式には出ておりませんけれども、議員の皆さんがですね、選挙前にこんなことしたくないっていうのを暗にいろんな形から聞いておりますので、その点は配慮しなければいけないのかなとも考えておりますし、今12月議会に向けてどうするかっていうのは考え中です。
(幹事社・四国放送)
 考え中ってなるとごめんなさい、明言はできないけどもしかしたら提案の可能性も含めて。
(市長)
 今、提案しませんということは申し上げませんが。いろいろ考えて決断したいと思っております。
(幹事社・四国放送)
 わかりました。ありがとうございます。ちょっと話変わるんですけども。
 今全国的にサイバー的な犯罪だったりとか、情報漏えいっていうのがかなり各企業さん全国的に多発してると思うんですけども、市としてそこの対策だったりですとか、何か取り組んでいることだったりっていうのはあったりされますでしょうか。
(市長)
 やっぱり最新のセキュリティですね、その対策を講じていかなければいけないということで、それは実行しています。当然その事業者にですね、委託事業者に当然セキュリティ対策の徹底というのをお願いしているというとこですね。
(幹事社・四国放送)
 多分今年度に入ってからも市としても何度かそういった事案があったりとかっていうのもあると思うんですけども改めて市長として徳島市の市民の情報が漏えいしないように改めて受け止めだったりとか、今後のお考えっていうのをいただけますでしょうか。
(市長)
 そうですね。全国的にいろいろ相次いでる中でですね、徳島市としては、もうできる限りの対策を講じていかなければいけないという、そういう認識でおります。絶対ってなかなか言えることではないんですけれども、できる限りしっかりと職員1人1人もそうですし、当然事業者に対する要求もそうですし、できる限りのことをやっていかなければいけない、大きな問題であると思っています。
(幹事社・四国放送)
 具体的に何かこうした対策だったりとか、今庁舎内で行っている対策みたいなのってあったりされますでしょうか。
(市長)
 どんなところが弱いかっていうのは当然自己点検をしなければいけないというふうに思っています。あとはですね、徳島市にもかなり詳しい専門的な職員もおりますけれども、委託している事業者さんですね。委託している事業者さんにセキュリティを徹底してほしいということは常に申し上げなければいけないというふうには思っております。
(幹事社・四国放送)
 幹事社から質問以上になるんですが、発表項目以外で他社さんあれば、質問の方お願いします。
(徳島新聞社)
 徳島新聞です。来年春に行われる県知事選について市長のお考えをお聞きします。先日開かれた県議会の9月定例会の中で後藤田知事が再選に向けて知事選への出馬表明をされました。一方で一部報道では国の復興庁統括官である新居泰人さんが対抗馬として名前が上がっているということもあります。
 県民の注目が集まってる知事選なんですが、徳島市長として特定の候補者をですね、現段階で支持するお考えはあるのか。もしくはないのかその理由も含めてお考えをお聞かせください。
(市長)
 現在立候補を表明しているのは後藤田知事だけです。噂に挙がっているというのは私も存じておりますが、今まで噂だけで出なかった方というのも当然いらっしゃいますので、立候補を表明しているのは徳島県知事現職だけということですよね、徳島市は徳島県といろいろ連携をして進めております。
 この県市協調というのが本当に大事だなというのを私も身を持って実感しておりますので、そのことを頭に置いてですね、今後の動向を注視していきたいというふうに思っています。
 今の段階で、皆さんが特にあなたかもしれませんが、濱岡さんが期待しているようにですね、私がどなたかというふうな発言をすることはありません。徳島市民、徳島市にとって何が一番いいことなのかということを私は判断しなければいけないというふうに思っています。
(徳島新聞社)
 先ほど動向注視するというようなご発言あったと思うんですけど、動向ってっていうのはつまり、どういったことを市長として気にされてるのかなと。
(市長)
 公約とかですね。その人の考え方ということですね。おひとりか二人か三人かわかりませんけど、当然立候補される方はいらっしゃるかと思いますのでそれらをしっかりと見ていきたいというふうには思っています。
(徳島新聞社)
 ありがとうございます。今のところ誰を応援するとかっていう判断はないということなんですけど。
(市長)
 後藤田知事しか立候補を表明してませんから。
(徳島新聞社)
 過去の報道によるとですね、後藤田知事はですね、2016年と2020年に徳島市長選で遠藤市長を応援演説でマイク握ったりとか、応援を結構していたというそんな過去があるんですけれども、そういったことも含めて後藤田知事を応援するとかっていうふうにはならないのかと、過去協力関係にあったっていうことも踏まえても、今さっきのお考え変わらないということですか。
(市長)
 過去というふうにおっしゃいましたが、前回の選挙は今挙げませんでしたね。
 前々回とその前の選挙ということを今おっしゃいましたけども、その知事の立場がですね、その前の2回っていうのは国会議員でいらっしゃったということですが、県知事という立場では、前回は濱岡さんの認識でもですね、何も動かなかったというふうな認識だというふうに私もわかりましたけれども、当然立場によって違うと思います。
 政治家遠藤彰良と徳島市長の言う立場の遠藤彰良ということを考えると、私は市民一番、徳島市一番ということで判断しなければいけないんだということを今自覚をしているところです。知事も同じ立場であったと思います。
(徳島新聞社)
 前回市長選では確かに知事は具体的な指示というのは表明しなかったんですけれどもそれは知事という立場があるからであって、その市長もその徳島市長という肩書きが今あるわけですから、その特定の候補者を上げるっていうことはちょっとできないとそういうことですか。
(市長)
 おわかりになってて聞いてるんだと思いますけど、これ県市協調っていうのは本当に大事なことなんですよね。私1回すごい経験をしてますんで、前の知事との間でですね、大変な経験をしてますので、これって大きなことですよ。ご存知ですよね。前の知事が選挙後にどういう態度をとったかとかですね。
 こんな理不尽なことでもということが通じるんですよ、県知事の力っていうのは。私もそれを実感しておりますので、なかなかですね、市民のために徳島市のためにということをしっかり頭に置いて行動しなければいけないというのを自分に言い聞かせているところであります。前の知事のときに、選挙の後に、ずいぶん変わりましたんでね。ですから、そういうことがあってはいけないなというふうには思っておりますので慎重に対応したいと思います。当然何回も言いますけど市民のために徳島市のための判断をしなければいけないというふうに思っています。
(徳島新聞社)
 念のため確認なんですが、先ほど公約とかも気になるというお話あったと思うんですけど、各候補者が出揃った段階で、公約とか政治信条たぶん表明されると思うんですけど、その結果次第では、どなたか特定の方を応援する可能性はあるんですか。
(市長)
 例えばですね、可能性ということをおっしゃるんだったら、おひとりがですね、徳島市としっかりやっていきますと言って、あとの他の方がやっていきませんということがあれば当然そういうことになるかもしれませんが、可能性がないかと言われると、ないことは当然ないとは思いますけれども、そんな軽々に言えるようなことではないと思いますね。この方をご支持するというようなことをなかなか言いにくいことではあります。徳島市のことを考えた場合私は大きな経験してるって何度も言ってますけど、ご存知ですよね。
 知事のその感情といいましょうかね、気持ちというのはものすごく大きいんですよ。それらを全て判断して行動しなければいけないというふうに思ってます。

(読売新聞社)
 読売新聞です。南海フェリーのことについてお伺いします。9月議会の産業交通委員会で瀬尾副市長から県内の市町村と一緒に国に存続を求めていくというようなことが公表されましたけれども。発表された当時はですね、参加する市とスケジュール感というのはまだこれから調整していくというお話だったんですけれども今の時点で決まっていることがあればお伺いしたいです。
(市長)
 実はですね。10時15分ぐらいに瀬尾副市長から私に電話がありました。瀬尾副市長が国土交通省海事局内航課というところで、要望活動を行いました。
 ですから、10時にお会いしたというふうに聞いておりますけれども。今日、瀬尾副市長が国の方に出向きまして、お願いをしてきたところであります。
(読売新聞社)
 一緒に要望に行かれたのはどういった方々と行かれましたか。
(市長)
 市単位でいうと瀬尾副市長だけです。
(読売新聞社)
 9月時点では市長会で呼びかけて、参加を希望されるところがあれば一緒に行くみたいなお話だったかと思うんですけども。そういったお話はどういう。
(市長)
 代表して瀬尾副市長が行ったということでございます。
(読売新聞社)
 要望書に共同署名した。
(市長)
 そういうことですね。
(読売新聞社)
 連名で。その連名というのはどの自治体になりますかね。
(市長)
 小松島市です。
(読売新聞社)
 徳島市と小松島市の2市で。要望内容を具体的にはどういったことを要望されましたか。
(市長)
 当然、フェリーがどれだけ大事かということですね。これまでのフェリーが果たしてきた役割、それからいざ災害のときの大きな役割もあるとそういうことも含めてですね、総合的にお願いをしてきたということです。
(読売新聞社)
 国側の反応とかは何か感じ取ったものとか。
(市長)
 いや、今のところはありません。
(読売新聞社)
 ありがとうございます。
(市長)
 県がですね、後藤田知事がおっしゃってましたけど、和歌山県と一緒に要望するというお話もありましたので。徳島市としても今後県とですね協力できることがあったら、一緒にやっていきたいなというふうに思っています。
(徳島新聞社)
 要望書に関してなんですけれども、どんな要望書なのかっていう文面というか、文書ってマスコミにも渡していただけるんでしょうか。
(市長)
 持っていますか。
(市担当者)
 また個別にお渡しします。
(徳島新聞社)
 過去の経緯も含めて改めてお伺いしたいんですけれども、南海フェリーに関して最初の4月当初だったと思うんですけど、南海フェリー存続に向けて市長今後どうされますかっていう質問をしたと思うんですけど、そのときにちょっと今のところできることはないっていうようなそんな発言があったかと思うんですが、こうやって要望書を出したりとか、前向きな動きされてるその経緯についてちょっとお聞きしたいんですけれども、何かどういう変化があったのかなと。
(市長)
 変化というのはもう全くありません。南海フェリーが存続してほしいという気持ちはもう最初から当然あります。そんな中で、最初に市としてできることはありませんというようなことをその言葉があまりにもちょっと冷たかったというふうに受け取られたような感じなんですけども。あのときは県がですね、その要望内容について、例えば、フェリーを新しく作る40億円以上とかですね、その後の赤字補填とかですね。その条件が県が飲めないので県も何もできないというような状況で、その分を市が引き受けることは当然できませんので、市としてはもう何もできないというお答えをしたんですけれども、当然あった方がいい、存続していただいた方がいいという気持ちはずっと継続しておりました。
 国に要望というのは、国に要望というのは県もずっとしてるんですよね。
 重要要望の中で、当然フェリーの存続というのも、県からの要望としても当然上がっております。
 そういうことも知ってますし。ただ、議会から委員会の方でですね、市長会として要望すればという提案をいただきまして、当然しないよりはした方がいいんじゃないかという考えは当然ありますので、わかりましたと努力をしますということで要望に伺ったということでありますけれども、気持ちは変わりませんよ。
 当然、フェリー私も何度も乗ったこともありますし、存続してもらいたいという気持ちはあるんですが、前に市としてできることはないと言ったときのそのお金の問題ですよね。四十何億円とですね、毎年の赤字の補填それは市としても全くできないということで申し上げました。
 言葉っていうのはちょっと難しいなと思いまして、言葉足らずであったのかもしれません。ちょっと冷たい言い方をしてしまったというような感じは、今になって思ってますが、その存続してほしいという気持ちは一切変わってません。方針転換ということは全くありません。
(徳島新聞社)
 そうしたら4月当初からも国に要望とかできるチャンスがあればしたいなっていうお考えはあったということなんですか。
(市長)
 つまりですね。そのときに市が国に要望することの有効性というのはあまり考えてなかったです。思いつかなかったというか、思いつかなかったということでもないんですが、国への要望というのは当然県がやっていますし、徳島市がしても、しないよりはした方がいいんだろうなと思って、そのときに申し上げるべきだったのかもしれませんけれども、そのときに言うほどのことではないのかなというふうに判断したんだと思います。
 徳島市としてはできることがないと。ただお願いはできるだろうと言われたら、そうかというそういうレベルではあります。徳島市が要望して国が聞いてくれるかっていうことですけど、当然、しないよりはした方がいいなという判断ではあります。
(徳島新聞社)
 要望したらっていうご意見がさっき議会からあったということですか。
(市長)
 議会の委員会で瀬尾副市長が聞いております。それで瀬尾副市長が各市に呼びかけて行動したということです。
(徳島新聞社)
 ありがとうございます。
(市長)
 産業交通委員会でしたですかね。
(市担当者)
 6月の産業交通委員会で委員さんからご提案がありました。
(NHK)
 NHKです。関連してお伺いします。当初は早ければ年内にも、あの要望活動を行うというふうに周知をしていたんですけども、何か思ったよりも早くその要望を行ったなという印象を受けてまして、その具体的に日取りが決まったのはいつ頃だったのかなっていうのをちょっとお聞きしたいなと。
(市担当者)
 先週ですね。
(NHK)
 わかりました。実際に行かれたのは副市長ということですけども、市長がご自身が行かないっていう判断をされたのも先週頃っていうことでしょうか。
(市長)
 当然両方の都合というのがありまして、私の日程が合わなかったので今回は瀬尾副市長がということになりました。
(NHK)
 今回そうやって市としてそういった活動を行っていて、県の方でも少し動きがあるというような状況だと思うんですけど、今回の要望活動を受けて今後さらにその存続に向けて活動する予定とかで決まっていることがあれば教えていただきたいです。
(市長)
 特にはありません。ただ、県が動き出すというような報道も見ましたので、その中で、徳島市としてできること、例えば、徳島県と和歌山県が一緒にやるとなれば和歌山市と徳島市も一緒にできることがあるのかもしれないということは考えております。
(NHK)
 具体的に和歌山の市長と何か協議したりとかそういう段階ではないですか。
(市長)
 以前、和歌山市長とはこの件で話をしたことはございますが、今回改めて今いつするとか、何をするとかいうのは決まっているわけではないです。
(徳島新聞社)
 ちょっと追加でなんですけど、先ほど徳島県と和歌山県が協議するって話あったと思うんですけど、徳島市の方から積極的にうちも混ぜてほしいといった、何か自分から動く動きとかって想定は何かお考えはないでしょうか。
(市長)
 県にもそれぞれお考えがあると思いますので、そういうふうに表で強く押すというのではなくて、当然そういう話を持っていきたいと思って、事務方で常にしてるんですよね。県とはそういう協議はしていますので、その中で当然その話も出るかと思います。
 県の動きについては、今後当然私たちも共有することになると思いますのでその時点で考えたいというふうには思っています。
(徳島新聞社)
 常日頃からそういう協議の場があるってさっきおっしゃってたんですけど、どういう場なのかなっていうのを。
(市長)
 この件については、当然県とも話し合いしてますよね。
(市担当者)
 担当同士で個別には対応しております。それと不定期なんですけども、4者、和歌山県、徳島県、それと和歌山市、徳島市で会議を開いて協議をしております。
(徳島新聞社)
 会議とか徳島市、徳島県との事務方の話し合いとかで協力できるものがあったら徳島市も何かやれることがあったらやろうというそういうことですか。
(市長)
 そうですね。何度も言いますが、当然フェリーは存続していただきたいという思いがありますので、徳島市ができることはやりたいという思いでおりますので、徳島市が動くことでプラスになることがあると判断したら、何でもやりたいと思います。ただ40億円出してくれと言われたら当然無理ですけどもね。
(幹事社・四国放送)
 その他他社さん、いかがでしょうか。大丈夫ですか。
 最後に一点だけ流れの確認をさせてください。
 フェリーのことなんですけど、今日、瀬尾副市長が国の方を訪問されて、要望されたっていうところで間違いないですかね。おひとりで瀬尾第二副市長が行かれて、共同の要望書の中に連名で記載されたのは徳島市と小松島市の2市で大丈夫ですか。一応要望書の内容としては改めていただくようになると思うんですけど、改めてこのフェリーの活用だったりとか必要性っていう部分と、どれだけ活躍してきたかとかっていう果たしてきた役割の部分を主に要望されたと思うんですけども、要望の内容としてはもう存続を求める要望内容っていうところですね。
 わかりました。
 他社さん大丈夫ですかね。
(徳島新聞社)
 1点だけ、今日、国の方に要望書を出されたということなので改めて市長の方から国に対してこういうふうにご配慮いただきたいとか、何か求めることあればコメントいただきたいんですけど、お願いします。
(市長)
 徳島市としてできることには限りがありますので、ただそのフェリーの持つ意味というのは非常に大きいんですよね、それをぜひ国にわかっていただいて存続できるようにご支援をいただきたいということです。
(幹事社・四国放送)
 その他大丈夫でしょうか。
 これで定例会見を終わらせていただきます。ありがとうございました。
(市長)
 お疲れ様でした。

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