令和8年度イベント報告(33)「戦争と平和を考える」
最終更新日:2026年8月26日
イベント内容
令和8年8月8日(土曜)はこらいふ図書館5階おはなしのへやにて「戦争と平和を考える」を開催しました。講師は、語り部の魚野宰弘さんと、徳島県立博物館学芸員の小林篤正さんです。小学生4名と大人のかた7名の合計11名のかたにご参加いただきました。
前半は、語り部の魚野さんから徳島大空襲の経験についてお話していただきました。着の身着のまま避難したこと、2年間もの間お米を食べることができず、食べられるものは何でも食べたこと、なんとか生活ができるようになるまで10年かかったことなどを話していただきました。
空襲の際の黄土色の空と人が焼ける匂いが、今も忘れられないということもおっしゃっていました。辛いことがあった時には、特攻隊で亡くなった人たちの笑顔が思い浮かぶそうです。「辛さから死を考えた時もあるが、特攻隊で亡くなった人たちに、その後の日本は平和になり、皆幸せになりましたと報告したい」と生きてきたとおっしゃっていました。そして「’’辛い’’という字に’’一’’を足すと’’幸せ’’になる。辛いことがあるから幸せもある。あきらめずに一歩一歩あゆんでいってほしい」と参加者のかたへメッセージをいただきました。
後半は、学芸員の小林さんによる出前授業です。徳島大空襲当時の写真を映しながら、被害の様子などをお話していただきました。現在と違う町の景色に、皆さん無言で見入っていました。小林さんは最後に「我が事として考えるきっかけになれば」「語れる人が少なくなっている。周りの人に今日の話を伝えてほしい」とおっしゃっていました。
参加者のかたからは「絶対に戦争はしてはならないとお話から感じました」「戦後の悲惨さはあまりフォーカスされないが、実際の配給量など思っていたより少なく、人々の生活は本当に大変だったことがうかがえました」という感想をいただきました。
平和の大切さについて改めて考える機会となりました。
魚野さん、小林さん、参加していただいた皆さん、ありがとうございました。
イベントの様子

語り部の魚野さん。徳島大空襲を経験したのは、7歳の時です

「辛いことがあっても一歩一歩あゆんでいってほしい」と参加者のかたへメッセージをいただきました

小林さんによる出前授業の様子

参加者のかたからは「どうやって壊れた町の瓦礫を片付けたのか」など、いろいろな質問がされていました
お問い合わせ
はこらいふ図書館(徳島市立図書館)
〒770-0834 徳島県徳島市元町1丁目24番地
電話番号:088-654-4421(代表)・088-602-8833(移動図書館)
ファクス:088-654-4423
この情報はお役に立ちましたか?
お寄せいただいた評価はサイト運営の参考といたします。











