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北部浄化センター

最終更新日:2023年4月21日

 所在地 徳島県徳島市東沖洲1丁目14番地
 電話:088-664-5931 FAX:088-664-5932

 徳島市北部浄化センターでは、北部処理区(渭北、住吉、福島、末広、沖洲の地区及びマリンピア沖洲)の下水処理(水処理・汚泥処理)業務、水質検査業務を行うと共に、雨天時の雨水を排除する福島ポンプ場、常三島ポンプ場施設の管理を実施しています。

概要

 北部浄化センターは北部処理区の汚水を処理するための施設です。平成11年4月に渭北分区・マリンピア沖洲・中央卸売市場を処理区とし標準活性汚泥法を採用し11,000[m3/日最大]で供用開始しました。平成18年4月に22,000[m3/日最大]への増設の後、平成18年度から高度処理施設=ステップ流入式2段硝化脱窒法を採用し8,100[m3/日最大]の増設に着手し、平成22年3月より30,100[m3/日最大]の処理能力を有しています。
 下水の排除方式は分流式(一部合流式)となっているため、合流区域から雨天時に流入する雨水を受入れるための雨水ポンプ、汚水と混合された雨水(初期雨水)を直接流出させないための雨水滞水池施設を保有しており、水質保全と生活環境の向上に努めています。

処理場データ

北部浄化センター概要
項目 細目 全体計画 認可計画 現有施設
排除方式 分流式、一部合流式 同左
計画目標年次 令和7年 令和2年
計画区域(ha) 合流 217.0 217.0
分流 1,586.0 621.0
計画処理人口(人) 94,000 47,000
計画汚水量(m3/日) 日最大 64,700 32,540
処理方式 既設系:標準活性汚泥法
新設系:ステップ流入式2段硝化脱窒法
処理能力(m3/日) 64,700 38,200 30,100
流入水質 BOD 200 200
SS 160 160
排出水質 BOD 15 15
SS 24 24
T-N 20 20 新設系
T-P 1.9 1.9 新設系
備考 新設系は平成22年4月以降稼働部分

(注)SS・・・浮遊物質または懸濁物質といい、大きさが2mm以下で水に溶けず水中に懸濁している物質のことです。水の汚れの程度を示す指標の一つです。

水質測定結果

 下水処理場からの放流水には排水基準が適用されており、基準を尊守するとともに、水処理に異常が発生していないか確認するために水質検査を行っています。令和4年度における放流水の平均値は、排水基準を満足しています。

ポンプ場設備

ポンプ場
ポンプ場 住所
常三島ポンプ場 徳島市北常三島町3丁目
福島ポンプ場 徳島市安宅2丁目2番地18

各設備概要


凝集剤併用型ステップ流入式2段硝化脱窒法[高度処理]


北部浄化センター配置図 クリックで拡大表示

北部浄化センター配置図

各設備概要
区分 設備名 設備の役割 能力及び設置台数
沈砂池設備 スクリーン 下水中のごみを取り除きます。 汚水用:1台
雨水用:2台
沈砂掻揚機 下水中の砂や泥分を取除きます。 汚水用:1台
雨水用:2台
ポンプ設備 汚水ポンプ 汚水を水処理施設まで送ります。 立軸斜流渦巻ポンプ
φ400mm×23.0m3/min×21m×120Kw:1台
φ400mm×23.0m3/min×21m×132Kw:1台
φ300mm×11.5m3/min×21m×75Kw:2台
雨水ポンプ 降雨時に雨水や汚水の混ざった雨水を雨水滞水池まで送水します。 立軸斜流渦巻ポンプ
φ700mm×60.0m3/min×17m×240Kw:2台
送風機設備 ブロワー 生物反応タンクの微生物に酸素を供給します。 ターボブロワ
φ250mm×80m3/min×120Kw:2台
ルーツブロワー
φ150mm×20m3/min×37Kw:2台
標準活性汚泥法 最初沈殿池 沈砂池で除去されなかった汚水中の泥や浮遊物を重力作用により沈殿除去し濃縮タンクへ送り、上澄み液を生物反応タンクに送ります。 幅12.5m×長12.5m×水深3.0m×4池
生物反応タンク
 エアレーションタンク(BOD,SS処理を主目的とする)
下水に活性汚泥(好気性微生物を含んだ泥)を加え空気を吹き込んで微生物の働きで汚れを酸化分解してきれいな水と汚泥にします。 幅7.0m×長54.0m×水深5.0m×4池
最終沈殿池 重くて沈みやすい汚泥を沈めてきれいな水にします。沈んだ汚泥は一部を生物反応タンクに返送し残りを濃縮タンクへ送ります。 幅7.0m×長31.5m×水深3.0m×4池
ステップ流入式硝化脱窒法 最初沈殿池 標準活性汚泥法と同じ 幅6.7m×長12.5m×水深3.0m×4池
生物反応タンク
 嫌気タンク
 (脱窒タンク)
アンモニア性窒素を亜硝酸性・硝酸性窒素に分解するために無酸素状態にして脱窒細菌による亜硝酸性・硝酸性呼吸を行わせ、窒素ガスまで還元させる設備。空気を送らず機械攪拌で下水と硝化液を混合します。 1槽目
幅7.0m×長10.5m×水深5.0m×4池
2槽目
幅7.0m×長15.7m×水深5.0m×4池
生物反応タンク
 好気タンク
 (硝化タンク)
BOD,SS除去に加え窒素除去目的にアンモニアを酸化させ前段の嫌気タンクとの組合せで窒素除去を行う。
下水中のリンを凝集剤の金属イオンと反応させて除去します。
1槽目
幅7.0m×長10.5m×水深5.0m×4池
2槽目
幅7.0m×長15.7m×水深5.0m×4池
最終沈殿池 標準活性汚泥法と同じ 幅7.0m×長39.0m×水深3.5m×4池
消毒設備 塩素混和池 次亜塩素酸ソーダを注入し病原菌や雑菌のない処理水を放流します。 注入率約1mg/L
汚泥処理施設 汚泥濃縮タンク 最初沈殿池・最終沈殿池で沈殿した汚泥を重力沈殿により濃縮し汚泥量を低減します。 内径9.0m×水深4.0m×2槽
汚泥脱水機 濃縮汚泥に薬剤を添加し、2枚のろ布の間で水分を取り除き汚泥を固形状(脱水ケーキ)にします。 ベルトプレス脱水機
ろ布幅2.0m×100KgDS/m・時×2台
脱臭設備 活性炭吸着塔 薬品を添着した活性炭を入れた容器に悪臭成分を含んだ臭気物質を通過させ臭気を活性炭に吸着させます。 沈砂池棟用:100m3/分
汚泥棟用 :60m3/分
電気設備 自家発電機 ブラシレス励磁方式 6,600V 1,500KVA ディーゼル機関駆動
監視制御設備 分散処理制御方式 LCD監視制御
  雨水滞水池 降雨時に汚水混じりの雨水(初期雨水)や雨水を一時貯留し沈殿放流することで下水管内にたまっている汚れを直接河川に流出するのを防ぎます。雨が上がった後で池に貯留した初期雨水は水処理施設へ送水し汚水処理を行います。 幅21.0m×長30.0m×水深6.0m×4池
合計貯留量約15,000m3

よくあるQ&A

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この内容に対する連絡先

徳島市上下水道局 北部浄化センター 電話:088-664-5931

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徳島市上下水道局 北部浄化センター

〒770-0873 徳島県徳島市東沖洲1丁目14番地

電話番号:088-664-5931

ファクス:088-664-5932

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