レッサーパンダ
最終更新日:2019年7月7日
右「しらたま」左「みたらし」
右「きなこ」左「あんこ」
レッサーパンダ(食肉目 レッサーパンダ科)
英名 Lesser panda
体長 50~65cm程度
尾長 30~50cm
体重 3~6kg
ネパール、シッキム、ビルマ北部、中国中・南部に分布。
山地の標高1800~4000mに広がる森林や竹林に住み、主に早朝と夕刻に活動します。
たいへん木登りが上手で、日中や夜間休む時には枝の上や樹洞に居ますが、食事の時には地上に下りてきます。
成獣はほとんど夜行性です。
食性は雑食性で、笹が主ではあるが、鳥類の卵や小型哺乳類を食べる事もあります。
ワシントン条約附属書1に記載されているため、売買は禁止されています。
大きく分けてヒマラヤ南部に生息するネパールレッサーパンダと中国南部に生息するシセンレッサーパンダに分ける事ができますが、当園を含め日本で飼育されているものは中国系のシセンレッサーパンダが多いようです。
温帯の動物ではありますが、山地や森林などの冷涼で湿潤な気候を好むため、日本の暑さは苦手です。
とくしま動物園では、2013年生まれのメス「しらたま」と「みたらし」、2014生まれのメス「あんこ」「きなこ」、に続き、3年連続で双子のレッサーパンダが生まれました。
2015年6月27日に生まれた双子はオス「よもぎ」、メス「さくら」と名付けられ、元気に育ちました。
今では「しらたま」が京都の福知山動物園に、「みたらし」が高知ののいち動物公園に、「きなこ」が岡山の池田動物園へと嫁入りし、「よもぎ」が静岡の伊豆シャボテン動物公園に婿入りしたため、両親である「ソラ」と「ミンミン」、「あんこ」と「さくら」の4頭を飼育しています。
ぜひ、仲良しレッサーパンダ家族に会いにきてください。
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