令和元年度イベント報告(75)「読書バリアフリー展と私のことば2019ユニバーサルアート展」
最終更新日:2019年12月13日
令和元年11月17日(日曜)、徳島県立障がい者交流プラザ視聴覚障がい者支援センター主催の「読書バリアフリー展と私のことば2019ユニバーサルアート展」が開催されました。
読書バリアフリー法とは、障がいの有無に関わらず、全てのかたが自由に読書できるための設備、環境を整備することを目的とした法律です。2019年6月にこの法律が成立したことで、読書環境を整備しようという動きは全国的に高まっています。
シビックセンター3階のギャラリーでは、読書バリアフリーを支える福祉機器等の展示、体験会が行われました。徳島市立図書館もブースを出展し、電子図書館の説明や、図書館での読書バリアフリーの取り組みについて紹介をさせていただきました。LLブックや大活字本、バリアフリー対応付DVDといった資料面での充実の他、当館ではボランティアのかたによる対面朗読サービスや、ご自宅まで図書館の本をお届けする在宅送本にも力を入れています。これを機にたくさんのかたに図書館の取り組みを知っていただき、楽しく有効活用していただければと思います。
また、5階おはなしのへやにて、読み聞かせ会も開催しました。朗読サロンさざなみさん、視聴覚障がい者支援センターさん、おしゃべりくまさんにもご参加いだたいて、要約筆記や手話による読み聞かせをしていただきました。電子図書館でも、動画コンテンツ「ぽんぽこ―阿波の狸の物語―」より「バスに化けた狸」を体験していただきました。当日は小さなお子様もたくさん、参加してくださいました。
アミコビル4階のシビックセンターでは、特定非営利活動法人「てんやく絵本ふれあい文庫」の代表、岩田 美津子先生による、「誰もが絵本を楽しめる社会を目指して」という講演会が開かれました。岩田先生がてんやく絵本を作ったきっかけや、こぐま社より出版されたてんやく絵本のことなどについてお話しいただきました。
皆様にとって、非常に充実した一日となっていれば幸いです。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
徳島市立図書館のブース
読書バリアフリーの取り組みについて説明
朗読サロンさざなみさんの読み聞かせ
視覚障がい者支援センターさんの手話による読み聞かせ
電子図書館より「バスに化けた狸」
おしゃべりくまさんの紙芝居「みんなでぽん!」
講演会 「誰もが絵本を楽しめる社会を目指して」
館内にてバリアフリー関連の展示をしました。
お問い合わせ
はこらいふ図書館(徳島市立図書館)
〒770-0834 徳島県徳島市元町1丁目24番地
電話番号:088-654-4421(代表)・4422(移動図書館)
ファクス:088-654-4423
