最終更新日:2023年1月26日
総括部長 清久 泰司
臨床診療科のサポート役として、各種検査を行っています。
検査内容は大きく、検体検査、輸血検査、生理検査の3 種類に分類され、その中に下の診療内容に記載している検査が含まれます。
緊急検査項目については、24 時間体制で対応しています。
尿、便、穿刺液などの性状を調べたり、顕微鏡で観察したりします。
赤血球、白血球、血小板などの細胞成分を調べ、貧血、白血病などの病気の有無を検査します。
また、血液の固まり具合や、出血しやすさなどを検査します。
血液中の血清部分や尿を使って、肝臓、腎臓、すい臓などの検査や、内分泌(ホルモン)検査などをします。
血液中の薬物の量をはかり、内服している薬の量が適当かどうか検査します。
肝炎、エイズ、梅毒などの感染症や、腫瘍マーカー(癌の指標となるもの)、甲状腺ホルモンなどの検査をします。
喀痰、咽頭粘液、便、尿、膿、血液、脊髄液等の検査材料より種々の細菌の培養を行い、個々の細菌を同定(菌種、菌名の確定)し、どの様な種類の薬剤が効果があるのかを主に検査しています。
院内で検査していない項目は、検査センターに外部委託しています。
血液型や交差適合試験(輸血時の血液があうかどうかの最終チェック)など安全な輸血を行うための検査をしています。
献血で得られた輸血用血液の保管・管理の他、手術用の自己血の保管も行っています。
心臓の電気的活動を調べます。
心臓に運動で負荷をかけ、運動前後の心電図変化を調べます。
当院では階段昇降やルームランナーを用いて行います。
不整脈の重症度を判定します。
治療の必要な不整脈かそうでないかを判定します。
24時間の心電図を記録します。
普通の心電図では見つけられないような心電図異常を検出します。
肺の大きさや、吸ったり吐いたりする勢いなどを調べる検査です。
動脈硬化の程度や血管年齢などを調べます。
手足に弱い電気を流し、神経を伝わる速度などを調べます。これにより神経の障害の有無を検査します。
24時間の血圧を一定時間ごとに調べます。
超音波を用いて各臓器の形態、機能などを調べます。心臓、腹部、頸動脈、下肢動静脈、甲状腺など多領域にわたり検査を行っています。
また造影超音波検査も施行しており、造影CTが不可能な造影剤アレルギーの方の腫瘍性病変の検索にも有用です。
脳の活動によって生じる電気的変化を調べる検査です。
日本医師会臨床検査制度管理調査
日本臨床衛生検査技師会制度管理調査
徳島県臨床検査技師会制度管理調査
職名 | 氏名 | 認定資格 | 専門分野 |
---|---|---|---|
総括部長 |
日本病理学会専門医・学術評議員 |
病理診断学 細胞診断学 |
臨床検査技師22名 (うち3名は病理診断科兼務)
■検査総数 | 1,130,572 | |
---|---|---|
生化学 |
807,561 |
|
血液 |
134,303 |
|
一般 |
34,346 |
|
血清・輸血 |
87,848 |
|
細菌 |
12,609 |
|
生理 |
16,276 |
|
聴覚・平衡機能検査 |
1,813 |
|
外注 |
28,266 |
生化学自動分析装置(2 台)、全自動グルコース測定装置、全自動グリコヘモグロビン分析装置、
自動電気泳動装置、血液ガス分析装置、全自動免疫測定装置(2 台)、自動採血管準備装置、
検体前処理分注装置、多項目自動血球分析装置(2 台)、全自動血液凝固測定装置、
全自動尿科学分析装置、全自動尿中有形成分分析装置、全自動輸血検査装置、微生物同定分類装置、
全自動同定感受性細菌検査装置、自動血液培養装置、心電計(5 台)、長時間心電計(4 台)、
長時間心電図解析装置、呼吸機能測定装置、脳波計、超音波診断装置(4 台)、血圧脈波検査装置