2026年7月31日 防災棟(危機管理センター)・駐車場棟の開設についてほか

更新日:2026年8月12日

日時:令和8年7月31日(金曜日)午前10時30分から
場所:徳島市役所 防災棟3階 総合対策室

会見項目

1.防災棟(危機管理センター)・駐車場棟の開設について
2.HARMO(はるも)艇を用いたクルーズ商品の企画募集について
3.伝統をまとう 阿波おどり×ファッションショーについて
4.徳島市上下水道局 新マスコットキャラクターについて
5.新たな給水スポットの設置について

記者会見資料

会見の様子

令和8年熊本地震の発生を受けて

 7月28日に発生しました「令和8年熊本地震」において、亡くなられた方々に心からお悔やみを申し上げますとともに、被災された方々にお見舞いを申し上げます。熊本県熊本地方を震源とする「令和8年熊本地震」では、熊本県宇城市(うきし)と氷川町(ひかわちょう)で最大震度7が観測されるなど熊本県を中心に家屋の倒壊、火災、インフラの寸断など、甚大な被害がもたらされています。
徳島市といたしましては、日本水道協会からの応援要請を受け、昨日7月30日に徳島市上下水道局職員4人と給水車両1台を被災地に派遣し、応急給水支援に取り組んでいるところであります。
 今後におきましても、徳島県や関係団体などからさまざまな支援要請も考えられることから、引き続き情報収集を行い、要請があった場合は迅速に支援できるように体制を整え、1日も早い復興に向けて協力してまいりたいと考えております。
 あらためまして、被災された皆様に対し心よりお見舞いを申し上げますとともに、現在、救命・救助活動にあたっていただいております各関係機関の安全と被災者の一刻も早い救出をお祈り申し上げます。 

会見項目説明

1.防災棟(危機管理センター)・駐車場棟の開設について

 南海トラフ地震などの今後予見される大規模災害を見据えて、徳島市役所本庁舎の災害対応機能の強化を図るために、危機管理センター機能を備えた防災棟と駐車場棟の整備を進めておりましたが、このたび8月3日、月曜日に開設することとなりました。
 まず、建物の概要について説明いたします。防災棟でございますが、地上5階建ての建物で本館の2階部分と渡り廊下で繋がっており、こちらが一般の方の入り口となっております。また、地震の揺れに強い免震構造を採用しています。
 次に、駐車場棟でございますが、本館西側に建設した地上3階建ての立体駐車場で、1階部分が来庁者用の駐車場、2階から屋上までは公用車の駐車場となっております。
 次に、主な機能について説明いたします。防災棟の各フロアでございますが、こちらも1階が来庁者用駐車場、2階は各種機械設備のスペース、3階から屋上までのフロアは、南海トラフ地震などの大規模災害発生時に災害対応の中枢的機能を担う「危機管理センター」のスペースとなっております。
 危機管理センターは、災害用自動航行ドローンシステム、災害オペレーションシステムなどの先進的な「防災DX(でぃーえっくす)」を活用した情報収集から意思決定までを一貫して行う災害対策本部機能を備えております。
 また、南海トラフ地震などの大規模災害の発生直後に電気、通信、上下水道などのインフラが完全に停止した場合においても、最低72時間、災害対策本部などの本庁舎の機能を維持することができるよう非常用電源、空調、給水などの重要設備を防災棟に新設または移設いたしました。
 さらに、災害発生時において、現地調査や避難所の運営に欠かせない公用自動車について、現在、本館の地下に格納しておりますが、津波が発生した場合、地下部分が浸水し、使用できなくなるおそれがございますので、これに備えるため、新たに整備した駐車場棟の2階以上に公用車を格納し、災害発生時に迅速に対応できるようにしました。
 このたびの、危機管理センター機能を備えた防災棟、駐車場棟の整備は、南海トラフ地震などの大規模災害に、徳島市としてしっかり対応していくための重要な一歩となると考えています。

2.HARMO(はるも)艇を用いたクルーズ商品の企画募集について

 昨年度、新たに導入しました電動のひょうたん島周遊船「HARMO(はるも)艇」を活用し、新たな水上の楽しみ方を地域全体で考えるため、クルーズ商品の企画を募集します。採択された商品については、徳島市から利用料や広報面での支援を行います。
 HARMO(はるも)艇は、令和4年度から実証運航を重ね、令和7年10月に徳島市からの補助を受けてNPO(えぬぴーおー)法人新町川を守る会が新規導入をいたしました。
 過去の実証運航では、「デザートクルーズ」や「JAZZ(じゃず)コンサートクルーズ」、「船上撮影トワイライトクルーズ」などが開催され、たくさんの方に楽しんでいただきました。
HARMO(はるも)艇の概要につきましては、資料をご覧ください。
 このたびの募集におきましても、水都とくしまの水上の新たな楽しみ方を、個人・法人の事業者の皆さまから広く提案していただきたいと考えております。クルーズ商品の応募条件は主に次の3点です。使用する船は「HARMO(はるも)艇」とすること、船の発着場所は「新町川河畔桟橋(しんまちがわかはんさんばし)」とすること、将来的な自走を見据えた継続性が期待できるクルーズ商品であること。なお、船の操縦はNPO法人新町川を守る会のスタッフが行います。
 徳島市の支援といたしましては、HARMO(はるも)艇利用料の支援や、新町川河畔桟橋(しんまちがわかはんさんばし)利用料の減免、さらに徳島市ホームページやSNSでのPRを行います。
 応募期間は、今日の正午から令和8年12月4日までです。応募は、徳島市ホームページ内の応募フォームから行ってください。
 徳島市は、本事業を通じて持続可能なひょうたん島周遊船の運航形態を構築し、SDGs(えすでぃじーず)未来都市を名乗るにふさわしい、水都とくしまの創造に取り組んでまいりますので、ご応募お待ちしております。

3.伝統をまとう 阿波おどり×ファッションショーについて

 この事業は、徳島市の伝統産業であります「藍染め」「阿波しじら織」「木竹(もくちく)工業」の魅力を、阿波おどりとファッションショーで発信するものでございます。開催日時は、徳島市の2026阿波おどり屋外演舞場開催初日となる8月12日水曜日、午後2時と午後4時の2回にわたり開催いたします。場所はアミコビル1階です。また、このファッションショーにはポイントが3点ございます。
 1点目は、藍染めと阿波おどりのコラボレーションでございます。徳島の夏を熱く彩る阿波おどりを、爽やかな藍染めの衣装で演出いたします。
 2点目は、伝統産業の魅力をファッションショーでアピールするものでございます。コーディネートに伝統工芸品の小物を取り入れるとともに、モデルが動的なアピールを行うことで、伝統工芸品の新たな魅力を発信いたします。
 3つ目は、製品の美しさを体感できる記念撮影タイムでございます。モデルとのフォトタイムを設けることで、観客が伝統工芸品の美しさを間近で感じ、さらに自らSNSで発信したいと思わせる仕掛けといたしました。
 このイベントにより、徳島市へ阿波おどりの見物に来られた国内外の観光客に、徳島市の伝統産業の魅力を感じていただき、ひいては徳島の誇る伝統工芸品の購入につながっていくことを期待しております。

4.徳島市上下水道局 新マスコットキャラクターについて

 上下水道局では、今年の9月に通水100周年を迎えるにあたりまして、その節目を記念し、新マスコットキャラクターを制作しました。
 制作にあたりましては、四国大学生活科学部に依頼しました。未来を担う若い世代の新しい柔軟な視点と発想力で、より親しみやすいキャラクターデザインとなりました。
 今回誕生しました新マスコットキャラクターの名前は、「みらっぴ」になります。名前の由来は「水」「ラビット」「未来」を組み合わせて名付けられた、水から生まれたうさぎの子どもです。漢字の「水」ということを意識しているということでございます。
 今後は、新マスコットキャラクターが市民の皆様と上下水道局の架け橋となり、上下水道のイメージアップと親しみやすさの向上を図り、市民の皆様が上下水道事業に理解と関心を深めていただければと考えております。

5.新たな給水スポットの設置について

 上下水道局では、市民の皆さまに徳島市の「安全」「安心」で「おいしい水道水」を広く知っていただくために、3台目となります環境に配慮したマイボトル対応の給水スポットを設置します。
 設置日時は、8月4日火曜日の午後1時で、東船場町1丁目の新町橋東公園内に設置いたします。上下水道事業をより身近に感じていただけるように、今回制作しました上下水道局の新マスコットキャラクターである「みらっぴ」を給水スポットのデザインに採用し、設置のタイミングと合わせて皆様にお披露目いたします。
 多くの方にマイボトルを持って現地に足をお運びいただき、徳島市の「おいしい水道水」を体験してもらい、ペットボトルなどの使い捨てプラスチック容器の削減に加え、夏場の熱中症対策としても活用していただければと考えております。

質疑応答

1. 会見項目

(幹事社・共同通信社)
 幹事社から質問させていただきます。よろしくお願いします。
まず、熊本地震についてなんですけれども、今後の支援としてはプッシュ型ではなくて要請があったらその都度支援していくというような方針でしょうか。
(市長)
 そうですね。かなり現地も混乱しておりますので、ちゃんとしたですね、急に行っても、対応に困るということもあるようです。要請があり次第、しっかりと対応していきたいと思っています。
(幹事社・共同通信社)
 ありがとうございます。危機管理センターのことでお伺いしたいんですけれども、こちら災害時に災害用のドローンシステムだったり、災害オペレーションシステムを使うということですけれども、これは増設されているっていうことですかね。
(市長)
 そうです。
(幹事社・共同通信社)
 ドローンはもう現在購入されてるっていう。
(市長)
 まだですか。今年度。
(市担当者)
 あります。
(市長)
 ありますね。購入しております。
(幹事社・共同通信社)
 ありがとうございます。市民の方はこの危機管理センターっていうのを利用されたりとかっていうのは想定されているのですか。
(市長)
 市民の方、出入りしていただくのがこの3階部分の危機管理課と防災対策課の窓口に来られるという方はいらっしゃると思いますが、市民の方に特に利用していただくというようなことはございません。
(幹事社・共同通信社)
 わかりました。ありがとうございます。ちょっと細かいんですけれども、クルーズ船の商品について、こちらは何件か採用されるというようなイメージなのか、それとも1件っていうことなんでしょうか。
(市長)
 1件ではないと思いますが。
(市担当者)
 SDGs推進室です。予算の想定としては最大20件までは採択できるように予算を確保しているというところでございます。
(幹事社・共同通信社)
 多種多様なアイディアを採用していくっていうような感じですか。
(市担当者)
 そうですね。通常の周遊船、船で1周まわるような周遊船というのは守る会さんの方で運行してもらってますけれども、もっと何か他の楽しみ方ができるんじゃないのかっていうことを地域のみんなで盛り上げていくようなことにしたいと思ってますので、守る会さんが運行はしますけれども、いろんな飲食店であるだとかそういったところからもたくさんの提案をいただけたらと思っております。
(幹事社・共同通信社)
 ありがとうございます。各社さんいかがでしょうか。
(幹事社・NHK)
 NHKです。よろしくお願いします。防災棟のことを伺いたいんですけども、今回どういう特徴があるか、ちょっともうちょっと詳しく伺いたいんですけど、これ今聞いても大丈夫ですか。
(市長)
 特徴といいますか、先ほど説明したとおりですね。徳島市の防災の拠点になる施設ができたということです。いろんな機能も備えておりますので、徳島市の防災力はこれでかなり大幅にアップしたというふうに考えていただいていいと思います。
 あとは、地下に格納してました公用車ですね、地下は津波の被害に遭うということで、上にあげるという駐車場棟も完備したということです。
(幹事社・NHK)
 具体的にどういう部分の防災力が上がったっていうふうに考えてらっしゃいますか。
(市長)
 まず設備面ということですね。いざというときには自動で航行するドローンも設置されていますし、高所カメラっていろいろあるんですけどもそのドローンの映像とか高所カメラとかですね。いろんな情報をここで一元的に見たり、そしてここで判断したりすることができるという、そういう施設になっております。
(幹事社・NHK)
 それによって、市民にとってはどういうメリットがあるんですかね。
(市長)
 徳島市の防災力が向上したというふうに考えていただければと思います。
(幹事社・NHK)
 それは救助に、素早い救助ができたりとか、そういう部分に繋がってくるんですか。
(市長)
 そうですね。とにかく自動航行ドローンとかですね、高所カメラを増設しました。通信機能が途絶えたときにも通信ができるという体制も整えていますので、そういう設備面では、かなり向上したのではないかと思っています。
(幹事社・NHK)
 最後ちょっと言われたんですが、改めてこれができて徳島市として防災をどうしていくか意気込みをちょっと伺いたいんですけども。
(市長)
 危機管理センターというのができましてですね、設備としてはかなり機能が向上いたしました。ただですね、当然ですね、それを使用するのは人間、職員であるわけですから1人1人の職員のスキルアップとかですね、当然私も含めて、そういうことにも取り組んでいかなければいけないというふうには思っています。
(幹事社・NHK)
 南海トラフとか災害に合わせて大きな一歩になるっていうことですかね。
(市長)
 そうですね。当然、南海トラフ巨大地震にしっかり対応できるということを考えております。
(幹事社・NHK)
 話は変わるんですけど、給水スポットのことを伺いたいんですけども、これはどうしてこの場所に置くというふうに考えられたのかはありますか。
(市長)
 どうしてかと言われると。理由ありますか。
(市担当者)
 上下水道局です。まず徳島駅から近く水都徳島のシンボルと言えます新町川沿いにある公園であって数多くのイベントが開催されて多くの人が集まる場所であるので、今回、選定させていただきました。
(幹事社・NHK)
 ありがとうございます。やっぱり最後おっしゃった通り、熱中症対策っていう思いもあるんですね。
(市長)
 そうですね。
(幹事社・NHK)
 わかりました。ありがとうございました。
(徳島新聞社)
 徳島新聞です。HARMO艇についてちょっとお聞きしたいんですが、今回商品の応募ということなんですけれども、今予算に達し次第終了とあるんですが、まず、予算がいくらなのかということと、あと応募してきた事業も全部採択するというわけではないとは思うのでその応募された商品をどういうふうに審査して誰がこれを採用しようと決めるのか、そういう流れについて詳しく教えてください。
(市担当者)
 SDGs推進室です。予算としては守る会さんへの運行委託費として20万円の予算を確保しております。1回あたり2時間以内ぐらいの商品を企画していただきたいと思っているので、大体1回あたりも1万円ぐらいで守る会さんの方は運行していただけるというふうに話を伺っているところです。
採択に関しては基本的には事務局の方と守る会の方との協議によって採択を決めるということになるとは思うんですけれども、ちょっとこの資料の方には主だったことしか書いていませんけれども、ホームページはもう少し細かなことも書いてあります。
 実際に20件が出てくるかどうかというところの方がむしろポイントかなとは思っていますので、極力いろんな方のチャレンジを応援したいと思っていますので、もしたくさんたくさん出てくるようでしたら、少し厳しめの審査をしなきゃいけないかもわかりませんけれども、むしろ守る会さんがやってくれていることで、何ていうかこの船の活性化、それはいいなって思っているのをみんながこれをきっかけに考えてもらうっていうことが大事かなと思っているので、あまり今審査を厳しくするというよりは、むしろいろんな企画をたくさん応募していただきたいという思いではいます。
(徳島新聞社)
 関連してなんですけど、この商品というのはもうずっと継続したものになるのか、単発でのイベント企画的なものを募集するのか。これのくくりは、縛りはあるんでしょうか。
(市担当者)
 今回、テスト的なことなので、例えばイベントのときに試しにやってみますとかっていうのは別に構わないとは思っているんですけれども、先ほど市長の方からご説明いただいた通り、基本的には今回のテストを踏まえて、次回は市の支援がなくっても、事業者さんが中心となって、守る会さんと連携して商品を提供し続けられるかっていうところを一つの採択条件にしていますので、本当にイベントのときだけでもう今後はやりませんとかっていうのであれば、すいませんけどちょっと条件に合わないので、今後は基本的にあの事業者さんの方で続けるっていうことを前提としたテストですっていうふうな位置づけを考えております。
(読売新聞社)
 読売新聞です。防災棟について、お伺いしたいんですけれども、防災棟と駐車場棟のそれぞれの事業費と整備期間をお伺いしてもいいでしょうか。
(市長)
 総工費が65億5,504万8,500円。すごいですね。半端までありますけど。65億5,500万というとこですね。整備期間はどれぐらいかかりました。
(市担当者)
 財産管理活用課です。令和6年の4月1日からが着工でございまして、整備期間は7月の令和8年7月の30日までを整備期間というふうにしております。
(読売新聞社)
 あともう一点ですね。例えば津波が来るときは住民の避難場所としても想定されていらっしゃるんでしょうか。
(市担当者)
 財産管理活用課です。駐車場棟の方は緊急時の津波避難場所というふうに位置付けることを想定しております。
(市長)
 こちらの建物内でもそんなにスペースがないということで。
(四国放送)
 四国放送です。新たな給水スポットの設置なんですけど、3ヶ所目ということで、今までの、これまで2ヶ所をお伺いしておいても大丈夫ですか。
(市長)
 上下水道局にあるのと、もう1ヶ所はですね、ちょっと待ってくださいね。
 もう一つはね、徳島市広域案内ステーションということですけど、それと上下水道局ですね。その2ヶ所で今回は3ヶ所目ということですね。
(四国放送)
 わかりました。ありがとうございます。

2.その他項目

(幹事社・共同通信社)
 各社さん発表項目以外でも質問があればお願いします。
(幹事社・NHK)
 都市開発のことを伺いたいんですけども、新しい社長、丸岡さんが社長になられて3ヶ月がちょっと過ぎたと思うんですけども、丸岡さんに対する遠藤市長の評価をまず伺いたいんですけども。
(市長)
 私が評価するほど、なかなか接触というのもなかったんですけれども、かなり厳しい状況の中で社長を引き受けていただいて、精力的に取り組んでいるというふうに伺っていますんで、大変ありがたく頼もしく感じています。
(幹事社・NHK)
 具体的にどの辺が頼もしいとか、精力的に動いてらっしゃるかっていうのはありますか。
(市長)
 こういう状況でですね。なかなか社長やろうかというそういう気持ちになる方が非常に少ないというふうに思うんですけれどもこんな厳しい状況でも自分が何とかしたいという強い思いを持っていらっしゃったということが私も大変ありがたいなというふうに思っています。
(幹事社・NHK)
 丸岡さんのご経歴から、含めたその辺の評価はどうですか。
(市長)
 当然、デパートについてはかなり詳しいと、徳島のことについても詳しいということで適任ではないかと。本人のやる気というのも当然ありましたので。
(幹事社・NHK)
 新しい社長になって、都市開発の再建に向けて進んでいかれると思うんですけれども、市としてどういう支援を今後されていくってお考えですか。
(市長)
 今、計画を立てていただいてますんで、市が、何ができるか、どういうことをすればいいのかということはですね、まだこれからの話です。
(幹事社・NHK)
 他というのはその計画をみてからということですね。なかなか言い難いかもしれませんけども都市開発が今後再建できるかどうかっていう見通しはどう考えてらっしゃいますか。
(市長)
 今、私がここで、まるかばつかというのは当然言えることではないので、ご理解をいただきたいと思います。一生懸命頑張っているというところです。
(幹事社・NHK)
 位置づけとして、アミコビルも含めてなんですけども、あそこは徳島市にとって重要っていうことは考えてらっしゃいますか。
(市長)
 そうですね。駅前の賑わいという点でかなり重要なスポットであるとは思っています。
(幹事社・NHK)
 それは、その辺は続いてもらいたいっていう思いもあるんですかね。
(市長)
 そうですね。人がいっぱい出入りできるような出入りするような、そういう施設であってほしいと思います。
(幹事社・NHK)
 わかりました。それとすいません、ちょっと最初も出たんですけど、別件で熊本地震を受けて、まだ発災から時間が経ってないとなかなか分析も難しいと思うんですけれども、これを受けて徳島市として市内の対策というか、こんなことを今後やっていきたいっていう思いとか考えはお持ちですか。
(市長)
 今おっしゃったように、これからわかってくることはいっぱいあると思うんですけども、熊本市の状況、結構詳しく私も市長さんから伺ったりしておりますけども、思いのほかですね。電気の回復が早かったですね。ガスはもうすぐ100パーセントとかですね。電気もすぐに通るようになりました。
 問題は、水かなと、水がかなり厳しいのかなというのを実感したというところはあります。水道の耐震化を含めて、急いで進めなければいけないことがあるのだということは実感しました。
(幹事社・NHK)
 熊本市長から聞いた話でということでいいですか。
(市長)
 あといろんなまちが被災しておりますが、詳しい状況は入っていません。
(幹事社・NHK)
 今後、水道の耐震化をより早くしていくっていうふうに舵を切るというか、努めていくってことなんですかね。
(市長)
 舵を切るというか、ずっと努めてきたつもりでありますし、今後もですね、予算ということが絡んできますので、許す範囲でもう全力でやっていかなければいけないという気持ちは同じです。
(幹事社・NHK)
 予算を増額したりとか、そういう具体的な動きっていうのはどうでしょう。
(市長)
 かなり予算はつぎ込んでいる、つぎ込んでいるという言い方おかしいですね。
 かなり予算は使っていると思うんですけれども、重要な部分でありますので、しっかりと予算措置をして、対策は立てていきたいというふうに思っています。
(幹事社・NHK)
 ありがとうございました。
(徳島新聞社)
 徳島新聞です。三河家住宅についてお聞きします。先日新聞報道でもありましたが、老朽化が進む重要文化財である三河家住宅について、三河家住宅というのは、市が平成28年に策定した保存活用計画というものがありまして、その計画によると、建物を修繕して、令和6年、2024年に一般公開するというような計画になっているんですけれども、実際、現実問題、今のところそのような公開には至ってないですし、何なら修繕も予算化されてないという状況になっています。市長として今後この三河家住宅、どうしていきたいのかというお考えを聞かせてください。
(市長)
 これ以前、読売新聞社さんに質問されまして、お答えしたというような記憶があるんですが。
 私がですね、最初に市長になったときに、10年ぐらい前ですね。教育長さんから話を聞きました。そのときに、当時、確か5億円という話だったんですが、この5億の予算がなかなかつかなくてできないというような話を聞いておりました。
 それがですね、その最初の任期のときもいろいろチャレンジとかいろいろあったんですけれども、どうしても予算がつけられなかったということはありましたが、2度目の市長に就任してもまだ全く進んでいないということで、これ徳島市としてはこれ大変まずい対応であるというふうに思っています。
 国指定の重要文化財をこのままほっといていいのかということですね。職員の皆さんとの協議で申し上げたんですが、ほっといていいのかと。このまま朽ちていいのかということで、当然あかんですよね。
 国指定の重要文化財がこのまま朽ちていっていいのかって、これあかんだろうという話で、それだったらもう修繕、当時、13億という金額になっておりまして、その値上がりにも驚いていたんですけれども、これはもう絶対やらなければいけないことだということで、もうやろうということを決めました。
 そのときにですね、職人さんが能登で出払っていて予算がつけられてもできませんという教育委員会からの説明がありまして、状況が許すようになれば、これも、どうせっていうふうな言い方もおかしいけど、徳島市として先送りしていいもんじゃない、絶対しなければいけないことやから、もうやりましょうということを決めております。職人さんが出払っていて、能登の方に、地震のための対応に出ていて、こちらの方にまわる人がいないんだという説明を受けましたんで、状況が改善次第やりましょうということには、方針として決めています。前に読売新聞さんに質問していただいたときもそういうふうにお答えしたと思います。
(徳島新聞社)
 私、4月に来たばかりでございまして、今の三河邸なんですけれども、このテーマが好きでですね、全国見てまわっております。徳島にきまして、先ほど来PRされているクルーズでですね、ひょうたん島クルーズで見たときにすごいものがあるなと徳島にこんな唯一無二の洋風建築があるんだと一つ感心したのと同時に、それが全く放置されてですね、廃屋同然になってるっていうのに驚愕いたしました。
 文科省とも失礼、文化庁とも先日話しましたけども、これ甚だよろしくないと当たり前のことでありまして、ほっといていいのかってそれはいいわけないんでありましてね。
 先ほど来のご説明で水都徳島の魅力ってことをしきりにアピールされてました。まさにその通りなんですが、その一つのシンボルというかですね、顔になるようなものだと思います。
 もうどうしてもやるんだということで決定してるってことですけれども、具体的な例えば来年度以降の予算化とかですね。
 その辺のめどがついてるんでしょうか。
(市長)
 つまり職人さんが許せば、来年度に予算をつけたいというふうに思っています。できれば今年度にやりたかったんですが、事情が許さないということだったので、その職人さんですね、職人さんの手配がつくということであれば、来年度から始めたいというふうに思っています。
(徳島新聞社)
 当初の予算規模としてはどれぐらいを想定されているんですか。今、全部がちでやろうとすると13億というえらい膨らんでますけれども。
(市長)
 予算規模というか、私はその13億かかるんだという説明しか受けておりませんので、その金額に対応するようにしていきたいということです。
(徳島新聞社)
 遠藤市長は、中はご覧になったことありますよね。
(市長)
 あります。
(徳島新聞社)
 もしですね、徳島市として、街の品格の問題に関わると思っておりますので。もし市として決定したんだと。それからもう予算もつけてやるんだということであればですね、ぜひ近々でですね、一度市長が記者団連れて視察に行かれたらどうでしょうか。それはね、一つの明確に庁内に対しても対外的にも明確な意思表示になると思いますけど、いかがでしょう。
(市長)
 ご提案ありがとうございました。検討させていただきます。記者の皆さんと一緒にということですか。
(徳島新聞社)
 読売さんは入られてますけど、皆さんもこれだけの大切なものだったということをまずプレスが認識して、それを発信することによって市民にも共有すると、この街の財産だと思いますので、ぜひ視察されていかがでしょうか。
(市長)
 はい、ありがとうございます。前向きに考えさせていただきます。ご提案ありがとうございました。
(徳島新聞社)
 ちょっと関連でなんですが、先ほど職人さんが確保できるようだったら、予算化するっていう話なんですけれども、まずその職人さんというのは伝統的な建築物の修繕に精通した職人さんのことを指している。
(市長)
 あまりいらっしゃらないんだそうですね、全国でも。徳島では対応できないというふうに聞いています。
(市担当者)
 社会教育課になります。補足説明をさせていただきます。市長が申し上げた通り能登半島地震のときですね、どうしてもやっぱり職人さん、どうしても能登半島で文化財が多く被害を受けておりましたので、そこに直すということで確かに人員としては、なかなかの能登半島に集中して少なくなってきたっていうのがあると思います。ただ市長もおっしゃっていた通りに、三河邸、朽ちてはあかんというところで、直すっていうところの早期にしなければいけないっていうところがございますので、担当課といたしましても、早期の予算化っていうところに努めていきたいと考えております。以上でございます。
(市担当者)
 ちょっとよろしいですか。補足で。その予算化するに当たりましてはやはりそういうなかなか難しい特殊な建物でありまして、そこを修繕、復元するような職人さんというか、職人さんという言葉ですけれども、非常に特殊な技術とかが必要になりますので、そういったところで要するにその予算化するにあたってはそういうところも協議して整えていかなければいけないということが前提としてあります。それについては今文化庁と話したり、そういうところを修復、修繕できるような能力を持っているその団体ですね。
 そういうところで協議を水面下でいろいろ相談しているところでありますので、決してそのまま置いてあるという状況ではないです。そういう準備ができるように今、最善を尽くして、調整しているところでございます。
(徳島新聞社)
 ありがとうございます。細部の装飾とかね、確かに今の職人じゃなかなかできないこともやっているんで、できる人は限られていると思うんですけど、見ているとその内部の鉄筋が錆びてふやけて、コンクリートが、躯体の剥落しているようなところがあってですね、かなり本体がまずいという状況があって、とりあえずそういうところ、先に手を打つとかそういうことはもちろん考えられてらっしゃいますよね。
(市担当者)
 応急修理っていう形とかもあったんですけれども、そうなりますと補助の対象にもならないっていうところと、本来の復元っていうところに、まず本来復元をしていくっていうところで、課としたらおっしゃったように、今、多分傷んでいるんですけれども、これを早く本来の流れでこの分解して、そしてこれを使える形はそのまま使って、使えないやつは復元してっていう感じになるんですけれども、やっぱり本来の形に戻していくために、応急処置、修理っていうんじゃなくて本格的な保存修理ですね。そういった形でしたいと考えておるところでございます。さっき次長の方からも申し上げた通りにスケジューリングとか、予算化とかそういったところに担当課としても進めているところでございます。
(市長)
 しかし、かなり高額になるんですね。13億っていうのは私もびっくりしていますが、それぐらいデリケートなもんだということなんでしょう。
(徳島新聞社)
 ただ、あれ置いておくとますますかかりますよ。
(市長)
 その通りです。10年前は確か5億という説明を受けていましたんで。
(徳島新聞社)
 ちょっと確認なんですけれども、市長としては今回2期目当選されて、1期目のときできなかったので、例えば今年度予算とかにつけたいという思いはあったけれどもその職人さんがいないから予算化できなかった。
(市長)
 そうです。予算つけてもらってもできないんですというふうな説明を受けてちょっとびっくりしたというのがありました。
(徳島新聞社)
 わかりました。
(市担当者)
 財政部の方からちょっとお答えさせてもらいます。予算の話が出ましたので。当初は令和8年度予算におきまして先ほど社会教育課長の方から説明させてもらいましたが、応急修理という形を考えておりましたが、応急修理よりも、いわゆる保存修理の方が重要であるということを予算査定の中で市長を含め、ご判断いただきましたので、そのあたりにつきまして今年度、令和8年度において教育委員会さんの方で文化庁の方と協議を国庫補助でございますとか、修繕のタイミングといいますかそういう話を、今年度お話を進めてもらった上で、応急修理ではなくて、保存修理を進めていこうという考えを8年度予算のときに市長との中でご判断をされたということでございます。以上でございます。
(徳島新聞社)
 ちょっと確認なんですけれども、総額13億円かかるだろうという話なんですが、もちろん単年度、来年度13億かけるとかではなくて、それを分割していくという話になっていきますよね。何年かかけてやっていくという。
(市長)
 当然そうなると思います。
(徳島新聞社)
 ただ、それがおいくらぐらいの規模になるかっていうのは今、話してる最中ということですから、それ次第ということですね。
 わかりました。すいません、あと最後に一つ、そもそもこの三河家住宅がいかに貴重な文化財であるのかっていうのを市長のお考えをお聞きしたくて。これだけ重要なところだから市長としては残したいと考えているという。そういう思いを聞かせていただいていいでしょうか。
(市長)
 もう1人の初めて来られた記者さんがおっしゃいましたけど、ひょうたん島クルーズで見てて、あの建物がすごいんだというふうに思ったという。そういうふうにね、思われる方がいらっしゃるんです。私もかなり要望を受けました。怒られました。
 あのままにしておいてはいかんぞということを大勢の方から言われました。つまりその重要性を何でもそうですけども、かなり思ってる方もたくさんいらっしゃると当然そうでない方もいるんですけど、ただ国の重要文化財でありますので、重要であるというのも間違いないことですよね。戦災、戦争の街の中心部にありながら、戦争の被害をですね、奇跡的に受けずに残ってるわけですよね。当時の大正時代ですかね。
 その建物がですね、言えば他にないわけですよね。もう貴重だというのは当然間違いないというふうに認識しております。徳島市は責任として守っていかなければいけないと思っています。
(徳島新聞社)
 市長は三河家住宅の中に入られたこともあるという話なので、実際に中に入ってみて、こういうところがすごいなと思ったとか、何かそう思ったところとかありますか。
(市長)
 こういうところがすごいなという。そういう感じはなかったですけども。これが大正時代のこの建築なんだなということで、昭和でしたっけ、昭和の初め、昭和3年ということですが、その時代の洋風な建築物、住宅というのは、当時かなりハイカラな建物だったんだろうなとかそういう思いでは見てきました。
(徳島新聞社)
 当時の建築技法だったりとかその最新の技法が取り入れられて作られた建物だという認識はもちろんあると思うんですけどそういった面から、貴重な建物なんだと、そういうことですか。
(市長)
 そうですね。ここ部屋に案内していただくときに、学生さんが下宿してましたっていうね、そんな話を聞いて、いろんな歴史があったんだなという建物ですよね。国の重要文化財でありますので。
(徳島新聞社)
 余計なことですけど、最後に一つだけ、所管が徳島市に移って15年になるんですね、それで来年は重文指定20年、あと二、三年すると100年になるんですね。建築100年って結構な節目なんですね。ですからクルーズ等と絡めてですね、要するに水都の魅力の顔みたいな形で、例えば1世紀邸宅とかですね、何かそんなふうにしてPRしたら、それなりの僕は効果があるんじゃないかなとぼんやりと考えております。
(市長)
 ありがとうございます。かなりお詳しいんで、またいろいろ教えてください。よろしくお願いします。クルーズ船から見たときっていうのを、今もちょっとそういう視点もあるんだなというふうに感じました。ありがとうございます。
(幹事社・共同通信社)
 よろしいでしょうか。終わります。ありがとうございました。
(市長)
 どうもお疲れ様でした。

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