実践項目15 エコクッキングで生ごみを減らそう!

更新日:2021年4月1日

 一般に、家庭で購入された食品のうち、約4%は食べ残しや調理くずとしてごみに出されていると言われています。また、買いすぎたり、使うのを忘れていたりして、手つかずのまま捨てられることもあるかもしれません。こうしたことは、もったいないと同時に、食費の無駄使いにもなります。
 エコクッキングとは、毎日の買い物・料理・後片付けの中で食材を有効に活用し、無駄を少なくすることです。日ごろの調理時に少し工夫をすることで、家計の節約を図るとともに、ごみの減量に大きな効果をもたらします。
 例えば、安いからといってキャベツや大根をまるごと1個買って、使い切れなかったことはありませんか?少し割高でも半分や4分の1個を買った方が経済的な場合もあります。
 また、大根の皮や葉、キャベツの芯(しん)、シイタケの軸などを、捨てていませんか?こうした部分は栄養価も高いので、野菜スープの具やきんぴら、かき揚げなどにしてみてはいかがでしょう。残ったおかずも工夫次第で、素敵な一品に早変わりします。
 1日3食のうち1品だけでもエコクッキングしてみてください。徳島市内の11万世帯がエコクッキングを実践することによって、台所から出る調理くずを1世帯あたり1日10グラム減らしたとしたら、年間では約402トンのごみが減り、費用にして約455万円の削減になります。

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