徳島市の特別支援教育

更新日:2023年4月19日

特別支援教育とは、

子どもたちのイラスト

 現在、幼稚園、小学校、中学校で全面実施されている教育要領や学習指導要領に明記され、発達障害も含めた障害のある幼児児童生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取組を支援するという視点に立った教育です。幼児児童生徒一人一人の教育的ニーズを把握し、生活や学習上の困難を改善又は克服するため、適切な指導及び必要な支援を行うものです。徳島市では、障害の種別や程度に応じた学びの場として特別支援学級のほか、多様な支援のために、言語障害・自閉症・LD・ADHDを対象にした通級指導教室を数校の小中学校に設置しています。

徳島市特別支援連携協議会を設置

 この連携協議会では、障害のある子どものライフステージを見通し、乳幼児期から学校卒業まで、保健、医療、福祉、労働、教育などが一体となって支援する体制を整備していくことをめざしています。

今年度の取組

1 校内、園内支援体制の充実を図る取組

  • 県内4大学の大学生、院生による学習支援ボランティアの派遣
  • 地域の方による学校支援ボランティアの派遣
  • 学校支援助教員の派遣
  • 幼稚園、小学校、中学校の管理職及び教員を対象とした研修の実施
  • 教育相談の充実
  • 特別支援だよりの発行

2 子どもの育ちに応じ、連携を図る取組

  • 相談機能の充実
  • 中学校区別連絡会の継続的な開催
  • 市役所内特別支援担当者会による連携
  • 個別の教育支援計画相談ファイル「れん」や「引き継ぎシート小学校へまたは中学校へ」の活用

3 保護者、市民への理解啓発を図る取組

  • 広報とくしま、市役所ホームページ等の活用
  • パンフレットの作成・配布

教育相談について

授業を受ける子どもたちのイラスト

次のようなことで、気になることや困っていることはありませんか

  • ごっこ遊びやルールのある遊びが苦手で、一人遊びが多い。
  • コミュニケーションのための言葉が少なく、会話が続きにくい。
  • 特定のものや事柄に強くこだわる。食べ物の好き嫌いが激しい。
  • 慣れない場所や急な予定変更に、不安や混乱した様子が見られる。
  • 黒板に書かれたものをノートに書き写すことが苦手である。
  • 文章中に出てきた言葉や行をとばしたり、繰り返して読んだりする。

 このようなことは、保護者の育て方や家庭でのしつけ等が原因で起こるものではありません。
 お子さんの困っている様子に早く気づき、適切な支援や配慮をするよう関係機関が手を取り合うことで、よりよい成長をめざすことができます。
 お子さんの発達や行動の特性にどう対応していいのか、不安や悩みがございましたら御相談ください。

相談窓口

教育研究所

 電話:088-621-5432 月曜日から金曜日 午前8時30分から午後5時
 障害のある子どもの就学についての相談

徳島市教育委員会 徳島市教育研究所

〒770-8571 徳島県徳島市幸町2丁目5番地(本館11階)
電話:088-621-5432
ファクス:088-624-2577