下水はどのようにしてきれいになるのですか?

更新日:2016年4月1日

質問

 下水はどのようにしてきれいになるのですか?

回答

 下水処理場に流入してきた下水[写真:左端]はごみや沈んだ砂(沈砂)、さらには最初沈殿池で沈殿しやすい汚泥を取り除いた後、エアレーションタンクという設備に入ります。エアレーションタンク内では、その流入してきた下水に活性汚泥(好気性微生物をたくさん含んだ泥)を加え[写真:左から2番目]、また同時に送風機を使って空気を送りこみます。そうすると微生物が、下水中に含まれる有機物(水の汚れの原因となるもの)を吸着・分解し、水は浄化されます。
 そして、このエアレーションタンク内で約8時間かけて処理された後、最終沈殿池で活性汚泥と分離されたものが、きれいな水となります。[写真:右から2番目]

左から、下水(流入水)→エアレーションタンク混合液→最終沈殿池(混合液を30分間沈殿させたもの)→放流水→濃縮汚泥
下水がきれいになる様子

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