54m級はしご車を導入！

　主に高所での消防活動を容易にするための消防車で、火災時にビルやマンション等の高層階に取り残された人の救出や高所からの放水活動及び岸壁周辺で発生した水難救助事案における海水面からの救出、また危険物タンクの火災においても高所から大量放水を実施できるものです。
　この度、消防力の充実・強化を図るため、はしごの高さが日本一である54メートル級はしご付消防自動車を、平成29年3月30日に東消防署へ配置しました。

1 最大地上高は54.7メートル
はしご車では約18階まで届き、高層階での救助、消火活動が可能となります。

2 バスケットとリフター（昇降機）が同時使用可能
バスケット（最大3人）とリフター（最大2人）を同時に使用可能であり、逃げ遅れた人を最大で5人同時に、安全な場所まで退避させることができるとともに、迅速かつ効率的な救助活動が可能となります。

3 バスケットに遠隔操作式電動放水銃及びカメラを装備
バスケットに放水銃とカメラを装備したことで、操作員が搭乗しなくても基部操作台（地上）からの遠隔操作により安全に効率のよい消火活動が可能となります。

4 最高地上高40メートルで毎分2,000リットルの放水が可能
高所からの大量放水が可能であるため、危険物タンク火災などの高所からの消火活動を必要とする災害現場に有効です。

全長 12.0メートル
全幅 2.5メートル
全高 3.6メートル
車両総重量 24,050キログラム
乗車定員 6人

徳島市消防局　54メートル級はしご車（外部サイト）