備えよう! 非常持ち出し品

更新日:2016年4月1日

 「いざ避難!」というときに備えて、非常持ち出し品を取り出しやすいところに常備しておきましょう。
 災害が発生したとき、最初に持ち出す「一次持ち出し品」と、その後の数日間を自活するための「二次持ち出し品」に分けて用意しましょう。
 また、災害時に身元が確認しやすいように、運転免許証、保険証などの身分証、緊急連絡先やかかりつけ医療機関などを記入したものや常用の医薬品も忘れず携行しましょう。

一次持ち出し品

  • 避難するときに最初に持ち出すもので必要最小限の備えです。
  • 重すぎると避難に支障が出るためコンパクトにしましょう。
    (重さの目安はリュックの形状や強度、人の体格によりますが、男性で10~15キログラム程度、女性で5~10キログラム程度といわれています。)
  • 食料や水(飲料水は1人1日3リットルが目安)は、最低3日分を用意しておきましょう。
  • 避難するときは、両手が使えるようにリュックなどにまとめておきましょう。
  • 食品や飲料水の賞味期限はまめにチェックし、随時、入れ替えておきましょう。
  • 家族1人に1個の非常袋を用意しましょう。

非常持ち出しリュックのイラスト

食料や水のイラスト

ラジオのイラスト

乾電池のイラスト。使用期限の確認も忘れずに。

二次持ち出し品

  • 避難後、少し余裕がでてから安全を確認して一次自宅へ戻り避難所へ持ち出したり、または自宅で避難生活を送る上で必要なものです。
  • 救援物資が届くまでの数日間(できれば5日分程度)、自活できる分量を用意しておきましょう。
  • 1回で運べる量は限られるがその後も何度かに分けて運ぶチャンスもあるので、水や食料などは多めに保管しておきましょう。
  • 飲料用だけでなく生活用の水の確保も忘れずに。風呂や洗濯機の水は抜かず、寝る前はいつもポットややかんに水を入れておきましょう。

薬箱のイラスト

入れ歯やめがね、補聴器などのイラスト

お風呂の水は抜かないことで生活用水の確保を。

阪神・淡路大震災で役立ったもの

笛(ホイッスル)で居場所を知らせているイラスト

  • 公衆電話をかけるための10円玉
  • 移動のための自転車
  • 断水時の風呂代わりとしてドライシャンプー、ウェットティッシュ、ボディ洗浄剤
  • 居場所を知らせるための笛(ホイッスル)
  • 物(水など)を運ぶためのキャリーカート
  • 水を運ぶためのポリタンク
  • 調理のための携帯コンロ
  • 救出や脱出のためのバール
  • 女性の下着代わりに生理用品・おりもの用のシート

あると便利なもの

  • ウェットティッシュ
    水のないときに顔や手をふくのに使えます。
    傷口を拭いたり、シャンプーできないときも使えます。
  • ラップフィルム
    食器にかぶせて使うと食器洗浄不要であり衛生的です。
  • トイレットペーパー
    タオルや雑巾の代わりに使えます。
  • マスク
    救出救助時、片付け時のほこりを防ぎます。
    冬場は、風邪予防になります。
  • ビニール袋
    簡易トイレの取り換え用に使えます。
    水の運搬に使えます。
    大型のものは、中央に穴をあけてレインコートとして使えます。
  • 笛(ホイッスル)
    倒壊した建物に閉じ込められた時、助けを呼ぶのに効果があります。

もしもの備えに。非常持ち出し品などのイラスト

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