風水害に関する知識

更新日:2016年4月1日

風水害とは

台風と熱帯低気圧

 熱帯低気圧は、温かい海の上で発生・発達する巨大な空気の渦巻きです。このうち最大風速が秒速17メートル以上に強まったものを「台風」、それ未満のものを「熱帯低気圧」と呼びます。
 台風のときには、暴風や大雨のほか、高波、高潮にも注意しましょう。

台風の強さの分類
最大風速 台風の強さ
毎秒33メートル以上
44メートル未満
強い
44メートル以上
54メートル未満
非常に強い
54メートル以上 猛烈な
台風の大きさの分類
平均毎秒15メートル以上の強風域の半径 台風の大きさ
500キロメートル以上
800キロメートル未満
大型
(大きい)
800キロメートル以上 超大型
(非常に大きい)
風と被害
平均風速(毎秒) 影響
10~15メートル 風に向かって歩きにくい。看板やトタン板が飛ぶ。
15~20メートル 歩くことができない。高速道路での運転は困難。
20~25メートル しっかり身体を確保しないと転倒する。車の運転は危険。
25~30メートル 立っていられない。樹木が倒れ、ブロック塀が壊れる。
30メートル~ 屋根が飛ばされたり、木造住宅の全壊がはじまる。

集中豪雨

 集中豪雨は、短時間のうちに狭い地域に突発的に降る豪雨で、梅雨の終わりごろよく起こります。予測は比較的困難で、中小河川の氾濫や土砂崩れ、がけ崩れなどによる大きな被害が予想されます。

都市型水害

 都市部では、地表面のほとんどが、アスファルトやコンクリートで覆われているため、雨水の大半が下水道や側溝に集中します。このため短い集中豪雨でも水害が発生することがあります。
 また、地下室は浸水に非常に弱く、避難が遅れると生命にかかわる危険があります。気象情報などに注意し、浸水の危険があるときは、早めに避難しましょう。

防災対策課

〒770-8571 徳島県徳島市幸町2丁目5番地(本館7階)
電話:088-621-5527
ファクス:088-625-2820