平成27年度当初予算の概要
最終更新日:2016年4月1日
平成27年度当初予算での主な取組み
1.がんセンターの設置
がん診断から最適治療、緩和ケアへと切れ目のないがん診療を提供するため、がんセンターを設置します。
- 腫瘍外来の開設
腫瘍内科、腫瘍外科、血液腫瘍内科、腫瘍精神科、緩和ケア内科、口腔ケア、がん相談等を実施します。 - キャンサーボードの充実強化
患者一人一人の病態に応じた治療を行うため、専門的な知識を持つさまざまな診療科スタッフが意見交換し、治療方針を決定します。 - 「あんしんカード」の交付
当院でがんを治療中または治療した人のうち、救急診療が必要となる可能性のある方に「あんしんカード」を交付します。 - 緩和ケア病棟の開設
がんと診断されたときから伴う身体的・精神的な苦痛をやわらげるため、緩和ケア病棟を整備します。
2.医療機器等の整備
当院の最大の使命である、高度急性期医療を提供していくために、医療機械器具等の更新・新規購入を計画的に実施します。
平成27年度は約8億円かけて、高度医療機器等を整備します。
収益的収支(税込)
収益的収支とは、医療サービスの提供等、1年間の経営活動によって生じる収益と、それに対応する費用です。平成27年度は、入院収益が上昇傾向にあることから、「医療サービスの提供により生じる収益」の増加を見込んで約1億円の黒字となる予定です。
資本的収支(税込)
資本的収支とは、病院の建設や医療機械器具の購入等に要する支出や借入金の元金返済に要する支出と、その財源となる借入金や徳島市一般会計からの負担金等の収入です。不足額は減価償却等の内部留保資金により補てんします。
用語説明
【収益的収入及び支出】
医療サービスの提供など、1年間の経営活動によって生じる収益と、それに対応する費用
【医業収益】
入院収益、外来収益などの収益
【医業外収益】
徳島市一般会計からの繰入金、国県補助金、長期前受金戻入などの収益
【医業費用】
給与費、材料費、経費、減価償却費などの費用
【医業外費用】
利息の支払などの費用
【特別損失】
退職給付費、貸倒損失などの費用
【資本的収入及び支出】
病院の建設や医療機器の購入に要する支出や借入金の元金返済に要する支出と、その財源となる借入金や徳島市一般会計からの繰入金などの収入
【企業債】
医療機器などを購入するための借入金
【負担金】
徳島市一般会計からの繰入金
【建設改良費】
医療機器などの購入に要する経費
【企業債償還金】
借入金の元金返済に要する経費
【他会計借入金償還金】
徳島市一般会計からの借入金の元金返済に要する経費
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