ブックタイトル徳島市市勢要覧

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概要

徳島市市勢要覧

歴史「阿波国渭津城下之絵図」天和3年(1683年)徳島城博物館蔵水都の城下町として江戸時代に発展天和3年(1683年)の「阿波国渭津城下之絵図」を見ると、城下町徳島が大小の河川が流れる中洲に設けられていたことが分かります。川の濃い青色の部分は干潮時でも船が通れることを示しており、水運が非常に発達していました。吉野川が水運の大動脈となり、県西部から運ばれてきた物資が城下町に集まり、大阪方面へと運ばれていったのです。この水運を活かし、江戸時代の中期以降の徳島藩の繁栄を支えたのが「阿波藍」です。徳島城博物館では、蜂須賀家を中心とした徳島市の歴史を分かりやすく展示しています。ぜひ一度足を運び、水都に育まれた歴史に触れてみてください。江戸時代に造られた船で唯一現存する「徳島藩御召鯨船千山丸」安政4年(1857年)建造国指定重要文化財解体前の徳島城の写真(明治初期)徳島中央公園(徳島城跡)■城下町とくしま歴史さんぽスマートフォンやタブレットから、現在地を江戸時代の城下絵図で表示させることができます。城下町徳島を歴史散歩しよう!2222