第7回「市長とわくわくトーク」(2022年9月26日)
最終更新日:2022年10月15日
今回は、「徳島ママ防災士の会Switch(スイッチ)」の皆さんや、日頃より子どもたちと防災の活動に取り組まれている皆さんと、防災と子育てなどについて、市長と活発な意見交換を行いました。
開催概要
日時 令和4年9月26日(月曜) 11:00~12:00
場所 ふれあい健康館2階
参加団体 徳島ママ防災士の会「Switch」と日頃から子どもと共に防災活動をしているママ
瀬戸さん、米原さん、田貝さん、元木さん、都築さん
テーマ 防災と子育て
意見交換概要
日々の取り組みと課題や提案
(元木さん)
- 徳島県知的障害者福祉協会と共同で防災用のアレルギー食「命のほっぺ」を製造販売している。備蓄として活用してもらい、ローリングストックする際に、保育所などで試食してもらえれば楽しく防災意識を醸成できる。
- Switchでは月1回早朝6時からオンラインで意見交換を行っている。防災士や管理栄養士など、県外の人もいるなかでさまざまな立場から防災についてのいろんな情報を共有できる場として活用している。さまざまな立場、職業の防災士が気軽に情報を共有する場をオンラインで作ってもらいたい。
(市長)
- 「命のほっぺ」については、イベントや講習会などで紹介することや、購入できるスペースを作るなどの協力はできると思う。
- オンラインミーティングの様子をYouTubeなどで配信してみてはどうか。
- 整備予定の危機管理センターで、防災に関する学びの機会をオンラインで提供することがあれば協力してほしい。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
(都築さん)
- 児童館で乳幼児の保護者と話をすると、防災に関心はあるけど、考える時間がないというのが現状である。地域の情報が載っている子育て世帯向けの防災冊子を徳島市のブックスタートで取り入れてもらえるといいのではないか。
- 津波避難ビルの目印が一目では分かりにくい。遠くからでも、わかるような目印をつけることはできないか。
(市長)
- 当事者である子育て世代の市民のみなさんが中心となって防災冊子を制作することを行政が市民協働事業などでバックアップする形がいいと思う。
- 津波避難ビルなどが、Googleマップで分かるようにできないか検討します。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
(田貝さん)
- シェイクアウト訓練を取り入れた防災ダンスを作っている。市長をはじめ徳島市職員、消防局の皆さんと一緒に踊り、「〇〇を踊ってみた」的な動画として市公式のYouTubeやインスタグラムで配信してもらいたい。
- AEDマップでは、AEDがある施設はわかるが、建物のどこにあるか分からないので「突撃!隣の晩御飯」をもじった「隣のAED」という動画を制作し公開している。この動画で、AEDを置いている徳島市の施設を紹介したい。
(市長)
- 職員だけでなく市民の皆さんも一緒に踊れたらいいと思う。
- AEDについてはとても重要なことなのでぜひ協力したい。Googleマップの活用なども含め検討したい。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
(米原さん)
- 防災活動の中で避難所運営ゲーム(HUG)を体験した。子どもたちにHUGを通して自分ができることを考えてもらい、ママ防災士として子どもたちの共助の気持ちも育てていきたい。
(市長)
- 徳島市で実施している市民総合防災訓練には、学校や子どもたちも参加はしているが、子どもたちが主体的に取り組むというところまではできてない。
- 子どものときから考えるというのはすごくいい。そういう子どもたちが育っていくと、防災のことだけでなく、街のために何ができるかとかそういうことに繋がっていく。徳島市としても一緒にやれることがあればやっていきたい。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
(瀬戸さん)
- 未就学児のお子さんを持たれている家族の方々が防災や災害への備えに触れる機会が圧倒的に少ないと感じる。1歳半・3歳健診などの待ち時間を利用して、ママ防災士による防災に関する相談ブースを設置し、個別に相談できるようなスペースが欲しい。
- 子育て中の防災士資格取得希望者は、子どものことを考えると講習を受けに行くことにハードルが高いと感じる人がいる。講習を受ける際に託児の支援をしてほしい。
(市長)
- 健診後に予約制で実施したり、母子モのプッシュ通知で周知して反応があれば実施したりするのもいいのではないかと思う。
- 徳島市主催の訓練や研修などでは子ども用のブースを設置しているが、防災士取得講習は徳島市主催ではないので協議する必要がある。
市長コメント
まだまだ話したいという気持ちでいっぱい。
お母さんとか防災活動されている皆さんが真剣に当事者意識を持って自分たちで何ができるとか、地域のためにコミュニティのために何ができるかというのを真剣に考えていることが本当に伝わってきました。
みなさんの活動を徳島市としてどういうふうに支援できるか、どういうふうに一緒に活動できるかということを考えながら実際に行動にうつしていきたいと思うので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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