冬のソナエ~火災ゼロの冬に~
最終更新日:2022年10月28日
「冬場は火事に気をつけろ!」、「火の用心!マッチ1本火事の元!」、冬の季節になると昔からこういった言葉をよく耳にします。
秋から冬にかけて空気が乾燥し、木や落ち葉などの水分量が減少して、火が着きやすく、燃え広がりやすい気象状況となります。また、寒くなるにつれて暖房器具の使用頻度も増え、これらの不適切な取扱いによる火災なども発生しやすくなります。
ストーブによる火災
暖房器具といえばストーブをイメージする方が多いのではないでしょうか。
寒い冬に大活躍するストーブですが、このストーブが原因で令和3年中に全国で、1,045件の建物火災が発生しています。(建物火災総件数19,461件)
割合でみると約5.4%と決して高い数字とはいえませんが、冬季(12月、1月、2月)に、寒くなり出す11月、寒さの残る3月を加えた5ヵ月間をストーブの使用期間として考えてみると、1ヵ月で平均約209件発生している計算になります。
ストーブは冬になくてはならないアイテムの1つですが、取扱方法を誤ると火災の原因になります。
ストーブを使う前に!
1.押し入れから出したら使用する前に必ず点検を実施し、取扱方法の再確認を行う。
2.ストーブの近くには燃えやすいものは置かない。
3.外出・寝る前には必ず電源を切る。
4.ストーブを使わないときは電源プラグをコンセントから抜く。
5.ストーブを使用している付近では消毒用アルコールは使わない。
取扱方法をしっかりと理解し、準備し、火災件数ゼロの冬にしましょう!
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