保護者の方々へ
最終更新日:2020年5月21日
徳島市では市民の安心安全を守るということを第一に掲げ、今回は子どもたちの命を守るために休校の延長を決めました。まだ緊急事態宣言がどのようになるのか、は現時点(5月2日16時段階)では確定しておりませんが、どれだけ自粛を促したとしても、ゴールデンウィークの人の移動がなくならないことが想定されますので、学校での富山市の事例なども鑑みながら、クラスターを発生させないために今回の決断に至りました。
休校中は、学校の規模により、児童や生徒に対して、少し対応が異なる場合も実際にはあると聞いておりますが(学校の電話が少ないなどの事情で電話連絡の数が少ないなど)、先生たちもできる範囲で一生懸命、頑張っておりますので、ご理解を賜れましたら幸いです。
また、ご自宅でお子さんと長時間いることは、どれだけお子さんのことが大好きでも保護者の方にもストレスがかかってしまい、DVにつながるおそれもあると思います。子どもへ心ない発言などをして後悔してしまった、何でも自分がやらないといけないという責任感でつぶれてしまいそう、というお話もよく聞きます。徳島中、日本中の皆さまが、先が見通せない中、イライラしてしまう気持ちもよくわかります。どうか一人で悩まずに、専門家等にご相談いただけますよう、よろしくお願いいたします。「まちの赤ちゃん相談室」ならLINE等での相談もできますので、検索してみてください。
他にも、勉強の遅れ、学校再開の目処がたたないことについての不安もあると思います。例えば、オンライン授業やテレビ・ラジオでの授業配信等について、徳島市教育委員会としても検討しているという話も聞いております。この危機がどれくらい続くのか、の目処も見えない中、また南海トラフ地震がどのような学習の分断を生むのか、も分からない中で、徳島市教育委員会と徳島市は全市一丸となって、子どもの学びのサポートをするために「子どもの学び推進プロジェクト(仮称)」を立ち上げる準備をしている状況です。
今は、県のオンライン授業や徳島市「コロナ危機突破プロジェクト」に認定している「おうちで学べる親子のオンライン学園をつくろう」などのYouTubeのコンテンツも随時、ご利用いただけると幸いです。
徳島市長 内藤 佐和子
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