チンパンジー
最終更新日:2016年4月1日
チンパンジー(霊長目 真猿亜目 狭鼻下目 ヒト上科 ショウジョウ科)
- 英名 Chimpanzee
- 学名 Pan troglodytes
- 体長 100~170cm
- 体重 雄 34~70kg 雌 26~50kg
最も人間に近い動物と言われる動物です。
ただし、最近の研究によるとDNAレベルでの相違は1~4%程度であるが、タンパク質についての比較では83%程度にアミノ酸レベルの変化が生じており、かつて考えられていた程は近い種ではないようです。
多様な環境に適応でき、大型類人猿の中ではもっとも広範囲に生息しています。
毛色はほとんど黒で、若い個体の顔はピンク色ですが、成長するにつれて黒くなります。
頭の毛は短く、年をとるにつれて額がはげることも多く、メスの方がオスより広くなります。
樹上でもかなり身軽に移動することができますが、主に地上を移動し、前肢の第2関節の背面を地面につけて上体を支えるナックルウォークを行います。
また、細い棒を使ってアリを釣ったり、木の実を割るために石を使ったりするチンパンジーの道具使用行動がよく知られています。
とくしま動物園では平成27年7月現在チンパンジーを2頭飼育展示しており、オスが「ミチオ」、メスが「ジラ」と言います。
この2頭を対象に、毎日13時30分からモンキープロムナード、チンパンジー前にてエサやりイベントを実施していますので、ぜひご覧ください。
(動物の体調その他によりイベントを中止する場合もあります。ご了承ください。)
