食道外科
徳島市民病院では2008年1月の新病院の開設に伴い、最新の医療機器を導入し食道疾患の診断・治療に当たっています。当院には消化器内科・消化器外科を専門にする医師がそれぞれ複数勤務しているので治療法は随時話し合いを行いながら診療に当たっております。
医師紹介
職名 | 氏名 | 認定資格 | 専門分野 |
---|---|---|---|
主任医長 | 宇山 攻 | 日本外科学会専門医 |
呼吸器外科、消化器外科、乳腺外科 |
医師 | 日本外科学会専門医 |
消化器外科、甲状腺外科、内視鏡外科 |
診療体制
かかりつけ医がおいでであれば、ぜひ紹介状をお願いします。待ち時間を短縮することができます。
検査の流れ
問診の後、画像診断(基本的には受診当日にCT撮影)、血液検査(主要な検査は受診当日に結果がでます)等を行います。
これらにより精密検査が必要かどうかを判断します。
上部消化器内視鏡検査等で肺腫の一部を生検し組織診断を行うことがあります。
対象疾患
こんな時に受診してください
- 胃癌検診で精密検査が必要とされたとき
- 最近飲み込みにくいと感じる方
- その他、食道に関して気になるとき
特徴・方針
ほぼ全ての診断・治療を同一施設内にて行える。
- CT(64列の最新型で色々な方向からスキャンできる)
- MRI(食道癌は周囲臓器への浸潤が多いので診断に有用)
- エコー(首のリンパ腺の転移診断に有用)
- 骨シンチ(食道癌の骨転移の診断に有用)
(PET-CTは徳島大学病院と連携して行っております。) - 手術
積極的に胸腔鏡下手術を行っています。他院が行っているような胸腔鏡補助下手術(カメラは補助的で実際は直接創部から胸腔内を見ながら行う手術)ではなく、完全にモニター画面のみを見ながら手術を行っており、最小の創(最小の侵襲)で従来の開胸術に劣らない精度の手術を行ないます。術後の疼痛が少なく、回復が早いのが特徴です。 - 専門の麻酔医・病理医が常勤しています。
原則として全身麻酔で硬膜外麻酔を併用し術後の疼痛を少なくしています。 - リニアックによる放射線治療
- 外来化学療法室
専属のスタッフがいるため、安心して治療が提供できます。
投与薬剤は薬剤師・看護師がチェック・確認を行っています。 - 治療法は日本の食道癌診断・治療ガイドラインを取り入れています。
総合病院であり他科と迅速で密接な連携がとれる。
当院では常に他科の医師と密接な連絡ができております。
高血圧・糖尿病・喘息など合併疾患のある患者さまや転移巣の治療などで必要なときは内科・整形外科・脳神経外科・放射線科・婦人科などとの迅速な対応が可能です。
24時間救急外来が行われており緊急時の対応を迅速に行うことができる。
かかりつけ医から診察依頼をしていただくと当院救急外来での受診がスムーズに行えます。救急車のいわゆる「たらい回し」を避けることができます。
紹介医・かかりつけ医と連携を行っている。
精密検査や治療方針の決定などは当院で行い、日頃の処方は近医でしていただくといった、患者さまのご都合に合わせた治療が可能です。
その他
日本外科学会認定医制度修練施設
日本消化器外科学会専門医修練施設
日本消化器病学会専門医制度関連施設
日本胸部外科学会認定医制度関連施設
日本呼吸器外科学会専門医制度関連施設
日本気管支学会認定医制度認定施設
日本乳癌学会専門医制度関連施設
日本内分泌学会内分泌・甲状腺外科専門医制度認定施設
関連情報
