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第5回 「市長とわくわくトーク」 (2021年7月2日)

最終更新日:2021年8月6日

 今回は、イクメンパパサークル「パパCOME ONかもん!!」と産前産後のサポートサービス「ツナガルLIFEらいふ」の皆さんと、「子育て世代への支援」をテーマに、活発な意見交換を行いました。

意見交換会
「パパCOME ON(カモン)!!」と「ツナガルLIFE(ライフ)」の皆さん

開催概要

日時     令和3年7月2日(金曜) 14:00~15:00

場所     徳島市役所 8階 801会議室

参加者     パパCOME ONかもん!! 佐野さん、枝川さん、小西さん、井川さん

       ツナガルLIFEらいふ 布川さん、宇原さん、佐々木さん、樫原さん

テーマ    子育て世代への支援

意見交換の概要 

父親支援の必要性と徳島市への提言 

(佐野さん)

なぜ父親支援が必要なのか、父親向けの産前講座の必要性などについてパワーポイントを使って説明

(1) 徳島の父親支援の課題は

・妊娠中から産後のパパ向けの講座がない。
 あっても年に1~2回程度で認知度が低い。また、参加者も少ない。
 対象となるパパママ(プレパパママ)に講座情報が届きにくく、必要性を感じてもらえない。
・パパ向けの子育てガイドブックがない。育児休暇を取得するパパが少ない。

(2) 対策案としての徳島市へ提言すること

・徳島市のパパママクラスにパパ向け、夫婦向け講座を追加。もしくは別枠で定期開催。
・妊娠中のプレパパママが両親学級、産前講座に参加することが当たり前になるような支援。
・ラインを使ったアウトリーチ型の情報発信や母子手帳配布と一緒に男性に父子手帳とパンフレットを配布。
・徳島市男性職員への積極的な育休取得推進。

 ファーストステップとして、トップがコミットメントする、トップダウンが重要。男性育休100%取得宣言、男性職員に産前講座の取得促進、自治体イクボス宣言など。
 千葉県の熊谷知事は、自身が千葉市長のときに、なぜ育休を取得するのかを聞くのではなく、なぜ育休を取得しないのかを申請させた。取得するのが当たり前で、育休を取らない理由があれば、その不安をなくすようなことをして、短期間で育休取得率を上げていった。

プレパパ支援を進めてほしい2つの理由

(枝川さん)

(1) 自分がショックを受けた経験から

 産後うつという言葉を知ったのは、パパ向け講座で、二人の子どもがかなり大きくなってからだった。
 その症状を知らなかったので、パートナーに何もできなかった。ぜひこれからの人にはプレパパのうちに知っておいてほしい。

(2) 友達の職場の先輩パパの話

 自分は、幸運にも子どもと小さいうちから長く過ごせてきたが、友達の職場の先輩の武勇伝のように語られる話では、「子どもが寝てから帰宅、起きる前に出勤、子どもに会えない、出張や仕事が重なって、寝返りをしていた我が子に久しぶりに会うと、はいはいを飛ばして伝い歩きをしていた。偶然、仕事が早く終わって子どもと思いっきり遊ぶことができた、その翌朝、出勤するときに子どもが一言、また来てね」と。
 ある程度の脚色はあると思うが、少なくともあり得るという空気が今の日本にはある。
 ほかの情報がないと自分もそうなるかもしれない。それぐらい仕事を優先してもいいんだと先入観を持ってしまう可能性もあると思う。
 子どもが幼なければ幼いほど、一緒に過ごす時間は貴重。特に子どもが1か月になるまでの期間がどれだけ尊いかを後から知ることのないようにプレパパに伝えていきたい。

育児休暇を1年以上取った立場から

(小西さん)

(1) プレパパ講座の必要性

 私は子どもが4か月の時から育休を取ったが、もっと早くから取ればよかった。産後うつなど1番支援がいるときに、私は仕事をしますと任せっきりになっていた。その時期が1番しんどいことを知らなかった。知っていればそこから育休を取っていた。さあ今から育休を取るとなったときに、本当に何もできない、やってないのでできない。
 プレパパのときにある程度経験を積み、一緒にやっていると、スタートダッシュに失敗しない。
 男性はプライドが高い人が多く、自分ができないことをやるとは言わない、出来ないからやらないので、どんどん育児から離れていく、悪循環である。そうならないためにも、プレ講座を受け、必要性をわかっておくことが大事。

(2) 首長として、育休取得100%宣言

 私の職場は、休んでも大丈夫な職場づくりをしている。自分が休むと迷惑がかかるというのではなく、みんなが休める雰囲気づくりという意味での父親支援、特に中小企業の経営者への啓発が必要。
 プレパパ講座を積極的に公務員に受けてもらいたい。また、プレパパ講座の講師をする人があまりいないので、市職員にプレパパ講座の講師になってもらいたい。それでどんどん広がっていく。
 プレパパ向けの講座は人が全然来ない。講座の参加人数が目標設定になっているが、人数を目標設定にするのはやめたほうがいい。最初はニーズがない。ニーズは生み出していくものなので、最初は低めに抑えてでもやっていく必要がある。

パパCOME ONかもん!! について

(井川さん)

 18歳の娘と高1と小4の3姉妹がいる。上の2人の子育てのときは、子育てに参加して頑張っていた。しかし、2人の子育て中にイベントに行くと、いつも肩身が狭かった、嫁から誘われても行きたくないと思っていた。よく考えると、スタッフが女性、ママはママ同士で盛り上がっており、子どもは保育士や地域の人が一緒に遊んでくれている。もっとお父さんが楽しめるような、お父さんも一緒に参加できるイベントがあったらいいと思った。
 その経験から、籠屋町の「すきっぷ」で、松崎さんに相談。すきっぷに通っていたお父さんが集まって、パパに来てほしいという意味でサークル名を「パパCOME ONかもん!!」とし、子育てイベントを開催して、お父さん、子ども、お母さんが一緒に参加して楽しめるイベントにした。
 私の趣味は歌うこと、バンドをしていたので、自分の好きなことを混ぜながらできたのがよかった。
 歌のお父さんによる歌の手遊び、メンバーの方に手遊びやダンスをしてもらって、地域にもパパも子育てに参加したいんだよと発信できた。活動を通じて、パパの輪が広がり、職種の違うメンバーがつながり、仕事にもいろんなメリットが出て、横のつながりを広げていくのが大事だと思った。
 一生懸命子育てをやってきて、つらかったこと、苦しかったこと、逆に喜びをメンバー同士と共有できる場がパパにもっと必要。お父さんが楽しくなれる、パパの輪を広げる活動をこれからも続けていきたい。

市長コメント

(市長)

(1) プレパパママ講座は重要

 中高生の時に子育ての大変さを体験しておけば、性教育も含めて変わるのではないかと思う。 
 マイナス1歳から始めるのもいいが、教育期、妊娠期、いろいろなステップが必要なのではと思う。

(2) 子育て世帯が働きやすい環境づくり

 子育て世代のパパママがどういう環境だったら働きやすいか、会社として、コミュニティとして何ができるのかなど、行政に全部任せるのではなく、みんなでやっていかなければいけない方向に少しずつ変わってきていると思う。
 この流れを継続させていくためにも、市役所の縦割り組織を見直し、全庁的にできることは実施していく。

サンプル

子育てのアドバイスなど、情報発信の必要性

(布川さん)

 私たちは「ツナガルLIFEらいふ」という、個人で活動している人たちを応援するサイトに登録しているメンバーです。産前産後に特化したサービスをもう少し盛り上げていこうと活動するメンバーです。
 
 7歳と5歳の子どもがいる。県外出身で、結婚して徳島に来たので、本当に知り合いもいない中で子育てをスタートした。
 ママたちは情報に左右されることも多く、何が正しい情報なのか、情報が多すぎることで不安になる。
 徳島市で、妊娠中から必要な支援、民間のサービスを発信してもらえるツールを活用してもらいたい。
 例えば、徳島市で妊娠がわかったら、登録してもらい、妊娠中から必要な情報が得られて、産後も、そのまま必要な情報が得られるようなシステムを作ってみてはどうかと思う。
 徳島市も公式ラインがあるが、子育てに特化した、ママに寄り添ったラインならば、もっと情報を正しく受け取ることができるのではないかと思う。
 千葉県松戸市のラインを使ったサービスは、妊娠期からママの身体のことやサービスを教えてくれて、産後の子育てのアドバイス、松戸市からのお知らせ、イベント情報が随時配信される。

 

在宅育児応援クーポン事業について3つのお願い

(宇原さん)

 2歳までの子どもがいる親はみんなもらえるものと思っていた。
 クーポン事業の交付要件に所得制限があり、保育園などを利用していたらもらえない、そもそも申請しないともらえないことを知った。

1 交付要件の撤廃又は緩和をお願いしたい。できれば所得制限を撤廃してほしい。
2 申請制度ではなく、例えば出生届、転入届などを提出したときに、自動的にもらえるといい。
  もしくは出産前から申請をして、産後一番必要な大変な時に使えればと思う。
3 使えるサービスがあまりない、そもそもクーポンを知らないという人がいた。
  親子向けのさまざまなサービスが充実しているので、多種多様なニーズにこたえられるようにサービスの拡充をお願いしたい。
 在宅育児応援クーポン事業はとてもいい事業と思うので、より多くの人が利用することで、この事業の存在意義がもっと高まると思う。

 

産後ケアの必要性

(佐々木さん)

(1) 産後ママへの情報発信

 産後のケア、心身の立て直し、体力をつけることはとても必要だと感じている。産後うつの予防にも有酸素運動は有効。
 妊娠中はママ向けの支援が多いが、1か月検診を終えた後は子ども向け支援が中心となり、ママへの支援が減るので、子育てに不安や問題を抱えるママが多くなっている。
 コロナの影響で産後うつが増えている。不安感、孤立感で産後うつに近づいてしまう。今まで以上に産前産後のママの身体のことの情報発信、サービスを妊娠中やそれ以前から届けられるように、ラインなどで情報発信してもらうと安心だ。自分が必要だと思えばそこに出向いて行けるので、情報発信をお願いしたい。

(2) 明石市で実施しているおむつ定期便

 必要なものを届けてくれる、ママと子どもにもうれしいサービスで、1回限りでなく、定期的にあることで親の孤独感、孤立を防ぐことができ、産後うつの予防、虐待予防につながると思う。
 核家族化で相談できるのが夫だけで、協力的でない場合や助産師、保健師が1回だけ来てくれるという支援ではなく、地域に継続的な支援があるといいと思う。

 

お母さんへの支援

(樫原さん)

(1) 今困っているママ、プレパパ、プレママの支援 

 今の時代、パパママというより、人としてどう生きるかというくらいのレベルで揺らいでいる。
 メンタル支援が大事。私たちのように何とかしたいと思ってやっている人達とそれを受けたいと思っている人をつなぐラインや何かそういうルートがあったらいいと思う。母子手帳の交付時に繋いでいけるような制度を作ってもらいたい。

(2) これからパパママになるだろう若者たちの支援

 小学校の先生をしていた経験から、先生は命の授業など大事だと分かっているが、時間的余裕がない。
 公立の学校に補助金をつける又はボランティア募集などで、命の教室、パパとはどうなのか、赤ちゃんを抱っこしてみる体験などがあれば。中高生の若い人たちに、支援したい思いを持っている人たちが行ける機会があれば徳島の現状が変わってくると思う。
 公教育を変えるのは難しいことだと思うが、それを積み重ねていくことで、徳島がどんどん根底から変わっていくと思う。私たちみたいな人が行ける仕組み・環境が作れたらいいと思う。

 

まとめ

(市長) 

(1) 情報発信は課題

 行政は情報発信が下手。来年度に向けて少しずつ改善していきたい。
 行政のサービスだけを発信するのではなく、皆さんのような「ツナガルLIFEらいふ」やNPO、会社、個人事業主など、いろいろな情報を発信し、そこから選んでもらう。
 どういう風にすれば、効率的に情報発信できるのか、もう少し詳細な部分を詰めていきたいと思っている。

(2) 明石市のおむつ定期便

 アウトリーチは必要。今まで行政はいろいろな事業を積み重ねてきて、何かをやめないと次のサービスができない。今どのサービスを辞めるのかの話を先にしている。
 そうしないと次に進めない。どの事業を廃棄して、新しい事業を時代に合ったことをやっていくことを考えることが必要なのではないかと思う。

(3) 在宅育児応援クーポン

 県主体の事業なので、市町村がどこまで制度設計に関われるか未知数な部分もあるが、県といい方向にいくように話をしていきたいと思う。
 ママは、悩んだときにどこに相談に行ったらいいのかというのは、皆さん通ってきた道だと思う。
 ママがリフレッシュできるようなことが必要と思う。最後は情報発信に戻ってくる。
 やはり当事者が一番分かっているので、この世代が変えていかないと次世代に引き継げないと思う。
 今後とも皆さんの意見を聞きつつというか、一緒に変えていければと思っているのでよろしくお願いします。

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