第1回 「市長とわくわくトーク」(2020年11月19日)
最終更新日:2020年12月4日
今回は、「認知症の人と家族の会 徳島県支部」の皆さんと、「認知症の人にやさしいまちづくり」について活発な意見交換を行いました。
認知症の人と家族の会徳島県支部の皆さんとの意見交換会の様子
開催概要
日時 令和2年11月19日(木曜) 11:00~12:00
場所 徳島県立総合福祉センター
参加団体 公益社団法人 認知症の人と家族の会 徳島県支部
テーマ 認知症の人にやさしいまちづくり
意見交換概要
(家族の会)
・高齢化が進む中、運転免許証の返納は深刻な問題である。運転免許証の返納により、移動が制約され、引きこもりになりがちである。改善のためにも、市内の各地に認知症カフェを作っていきたい。 認知症カフェの運営について、市とコラボできないか。
(市長)
・市役所やふれあい健康館などで、協働により、認知症カフェの開催を検討したい。
(家族の会)
・運転免許証を返納し移動手段を公共交通に頼る人や、障害のある人、徳島市外の人など、誰でもが参加しやすいよう、市と協働で、徳島駅周辺に認知症カフェを開設したい。
(市長)
・「徳島市協働による新たなまちづくり事業」において採択された協働事業に対し補助金を支給している。この制度にぜひ応募してほしい。
(家族の会)
・廃校となった小学校などの遊休資産を会の活動拠点として活用させてもらえないか。
(市長)
・行政財産の目的外使用となるが、活動内容によっては可能となることがある。可能であれば有効活用してほしい。
(家族の会)
・認知症と診断されても初期の段階では十分な支援を受けることができないことがある。この「空白期間」の対策を自治体レベルで考えていくことが大事だ。
(市長)
・潜在ニーズを抱えている方は多く、それらを拾い上げる仕組みが必要。認知症になったとき、何をどうすればいいのかわからず、誰にも相談できない人は多いと思われるので、それらの人への情報発信に、家族の会の協力をお願いしたい。
(家族の会)
・認知症の人が社会における役割を持つことは、生きがいにつながる。社会で活躍できる場を提供してほしい。
(担当課)
・市の公園や道路における花植えなどのボランティア事業を紹介。
(家族の会)
・相談や認知症カフェといった私たちの活動は、ホームページやユーチューブで紹介しているが、会の活動を知らない人が多いので、市の広報紙でも紹介してもらえないか。
(担当課)
・啓発事業を行うときや、認知症カフェを協働で開設するときなどは広報することも可能である。
(市長)
・これからの高齢化時代は認知症の人が増える時代。徳島をどういうまちにしたいのか、どういうまちにすれば今後も快適に暮らし続けられるのか、みんなで考えなければいけない。
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