
▲ 「徳島東部地域定住自立圏推進協議会」であいさつする原市長=9月
「徳島東部地域定住自立圏」という言葉を聞いて、そのイメージをすぐに思い浮かべられる人は何人いるでしょう。あまり聞き慣れない言葉ですが、今、この定住自立圏構想の実現に、徳島市をはじめとする徳島東部地域の市町村で取り組んでいます。
分かりやすく言うと、これまで各市町村で個別に行ってきた市民サービスなどを圏域全体で取り組むことによって充実させ、圏域の魅力を高めて住みやすいまちにしていこうという取り組みです。
こうした取り組みの背景には、少子化の進行や大都市圏への人口流出などがあり、このままでは地域の活力低下や行政サービスの水準を維持できなくなるといった危機感があります。
昨年9月、徳島市は周辺11市町村(小松島市、勝浦町、上勝町、佐那河内村、石井町、神山町、松茂町、北島町、藍住町、板野町、上板町)と連携して「定住自立圏構想」に取り組むために中心市宣言を行い、ことし9月には12市町村で具体的な取り組みを定めた共生ビジョンを策定しました。
その内容は、圏域内の観光資源を生かした新たな観光ルートの開発、図書館の相互利用、地産地消の推進のための「食材フェア」やスポーツ振興のための大会の共同開催など、多岐にわたっています。
それぞれの市町村が足りないところを補完し合い、今ある魅力を最大限に活用して交流人口の増加につなげ、地域全体を活性化させる――。そのための取り組みを着実に実行し、住みやすい地域づくりをしていきたいと考えています。
取り組みはまだ始まったばかりです。市民の皆さんも今後の取り組みに注目していただくとともに、ぜひ一緒に魅力ある地域づくりを進めていきましょう。
