まん延防止等重点措置の要請について
最終更新日:2021年5月4日
市民の皆さまへ
本日、徳島県において、国に対し「まん延防止等重点措置」が、正式に要請されました。
昨日の5月3日には、これまで最多となる一日「60名」の感染者が確認されるなど、県内は予断を許さない状況となっており、京阪神を初め、全国的に収束の兆しが見えない中、このゴールデンウイーク期間中の往来などにより、新たな感染の拡大についても危惧されているところです。
徳島県においては、感染経路が特定されている方が多いものの、一旦施設等にウイルスが持ち込まれると立ちどころに感染が広がっていくという、「変異株」の恐ろしさをまざまざと見せつけられており、その脅威は3月の感染者数「94名」を、4月には8倍以上と上回る「773名」を記録する結果となっています。
また、市内の医療提供体制においても、4月中旬以降、救急の搬送先病院がなかなか決まらない「救急搬送困難事案」も発生しており、「救える命が、救えない事態も起こりえる」状況になっています。
ゴールデンウイークも終盤となり、市民の皆さまには感染拡大防止の観点から、他県への往来を極力控えていただいていることや、市有施設の利用を一部制限させていただくなど、御迷惑と御不便をおかけしております。
しかし、現在の「感染急拡大」を何としても防ぐため、引き続き御協力をいただくとともに、厳しい現場を支えている「消防」や「医療従事者」といった皆さんの献身的な努力を無にしないため、また、厳しい状況のなか「営業時間短縮要請」に対し、御協力をいただいている飲食店の皆さまの努力を無にしないためにも、市民の皆さまにおいては、「3密」の徹底的な回避を実践していただき、感染予防のレベルを最大限にしていただくことにつきまして、感染防止対策への御理解と御協力をお願いいたします。
徳島市長 内藤 佐和子
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